波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

波風交友録(年始編)

2011年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム
H11115  一昨日の猛吹雪に集まる。主味広(しゅみひろし)、早口急(はやくちいそぐ)、花池嵐(はないけあらし)に、私と同期のH氏の5人で。趣旨は、今年3月退職する仲間の送別会計画。 この集まり、とにかく話が面白い。
 
 早口氏が、退職後の「土曜塾」計画の参考にと、一度TVで見た自治体の担当者に前日電話。するとそれは花池氏の義兄だったという話。花池氏の姉が50代半ばで教員採用試験に合格する「関東大新採」の話。年相応にリアルタイムな親の介護の話。そして、当日宴の素晴らしい料理はH氏が30年前に担任した教え子が料理長として作ってくれた話。本人と社長さんにも話をうかがうことができた。 
 
 誠実な生き方は、誠実な縁を結び、それは人との出会いで作られるを一同実感。厳しく雪舞う夜だがまこと心温まる時間。帰宅し、顛末をママヨさんに早口で語り続け、知らないうちに寝てしまう波風であった。玄関に、クリームパン2個、クッキ-1箱。東京から帰った日に。まるで「ごんぎつね」だ。名も知らない方からの差し入れ、おいしくいただいた。主味氏が手作りチーズケーキを。蕎麦に続き本格的。退職後、「波風食堂」主人をめざす私にとても大事な主味氏(笑)
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東京

2011年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 東京1119_3は年末からずうっと穏やかな日が続いているそうだ。


   東京で整体の勉強しているE崎さんに会う。元気だ。前より少しふっくらして健康そうだ。座学、実習、 アルバイト。1年間の学生生活も半分過ぎて。筋肉や骨、東洋医学や生物の勉強も。病院や航空機会社からの転職、男の人も多いらしい。話を伺うと肉体労働そのものだ。別れ際、肩を軽くつまんでくれた。筋肉が素早くほぐされる感覚。珍しく旅行初日に熟睡。凄い技だ。いや、退職後の若々しい夢挑戦そのものが凄い。


   東京は用事を済ませるところ。もともと、旅行が苦手だからとても疲れる。羽田から離陸する時、飛行機の小窓に東京の風景が。白っぽいコンクリートのビル群。隣から「…みたい」というつぶやき。ドキリとしながら、妙に納得。


旅先で買った本。「芭蕉全句集」(角川文庫)、「時雨みち」(藤沢周平著:新潮文庫)、「死にゆく妻との旅路」(清水久典:新潮文庫)、「センセイの書斎」(内澤旬子:河出文庫)…新聞書評でチェック。旅行では文庫、軽い。「センセイの~」はイラストが★★★。

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波風時計

2011年01月09日 | 日記・エッセイ・コラム
Photo_2  喫茶店に携帯電話を忘れた。取りに行くとメモを貼って保管してくれていた…「男性、中年、白髪」…これが世間の印象だ。「しらがあ言って聞かせやしょう~」とつぶやきながら店を出た。コーヒーの一杯でも、と思っていたのも忘れた数ヶ月前にも携帯忘れた。旅行中、タクシーに。この時も善意の力で戻った。波風は、中も外ももう立派な初級老人なのだ。「老婆の休日」だとか「老婆は一日にしてならず」「すべての道は老婆に通じる」とママヨさんをいじめている場合でない。 このママヨさんと1日12回出会う時計。ちょっと会い過ぎの感じ。私はゆっくりでママヨさんは12倍忙しい…こう言うと「ご飯は12分の1で良いんですね」と言われた。クオーツの壁掛け時計、息子へのプレゼント品(欲しくないだろうなあ)のつもりで、工作時間15分、費用総額105円(内、消費税5円)、驚くほど正確、先行実験済み
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続「TNP」

2011年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo    昨日のブログ、何かもの足り無い。TNP27の「27」を「31」に言い代え何か気分が悪い。それをずうっと考え…(何と暇な)…やっと、整いました(笑)


TNP27とかけて、波風立男の還暦とときます。その心は、昭和27年(3月)生まれ60歳定年日(ていねんび)です…お後が宜しいようで。全然おもしろくありませんナア。


発注した「日本語 語感の辞典」(岩波書店)が届くのを去年から待っている。「好調と快調と絶好調」、「発想と着想と思いつき」「感激と感動と感銘」…意味は似ていても微妙な違い、イメージ、雰囲気を解説し「うんちく満載の読める辞典」の宣伝文句が期待をふくらませる。売れているのか届くのを半月以上待っている。

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TNP31

2011年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム
  最近見かける某自動車メーカーの低燃費27㍑CAR売り出しコピ-「TNP27」。白衣の若手技術者が「TNPって何ですか?」と尋ね、上司が「低燃費のことですよ。こう言うと格好良いでしょう」と答える。真面目な馬鹿馬鹿しさが印象に。                        このTNPが、「定年日」(テイネンピ)に聞こえる(笑)手をかざしで見ていた来年3月31日が音を立てて近づいてくる。年末年始、実家の母と過ごし、20年後の自分を想像した。最近、「老後の3Kは、経済と健康と孤独」なんていう言葉に妙に反応する波風だ。 昨日から仕事開始。ママヨさんは今日から。今年の正月が静かに終わった。初夢は見なかった。
 
「ひとりの老後ノート」(佐藤朝子著:北海道新聞)★★★、漫画「さんさん録」(こうの史代著:双葉社)★★★、「知的余生の方法」(渡部昇一著:新潮新書)☆☆ …いずれも老後が主題。老後ノートは役立ちそう。漫画は心地よし。川上弘美の読後感に似て。新書は、どんな年寄りが嫌われるのがわかる好著。実に嫌み。★は+、☆は-。★★★が最高、☆☆☆が最低の評価。
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