先月末、北海道新聞(地方版)に「教育への思い一冊に」の見出しで、「校長室新聞」と立男の今後が紹介。本は出汁(だし)で、大学の宣伝のつもりで取材に答えた。記事は大きく、カラー版で驚いた。退職間際で良かった。態度大きいが目立つの苦手な立男だ。
反響があった。文末の「非売品だが、問い合わせは…」を見て電話が。親戚・知人向けだから問い合わせ全くして欲しくないのだが公器の性質上、連絡先を表記しなければならないそうだ。驚きはほとんどが女性だったこと。揃って「どこで売っているのですか?是非読みたい」の切り口にまいった。「どうしても読みたいんですか?」と言わざるを得ない。渡さないわけにいかない。何人かの男性から「電話しようと思ったんだけど…だめですよね?非売品だもの…」と遠慮がちに。消極的で断りやすい男性…嬉しいような寂しいような…。
昨日の朝、ママヨさんに「火曜日は生ゴミの日です」と指導され、終了後「よくできました」との評価。今月から、ママヨさんの立男に対する扱いが違う。言葉優しく、だが毅然と。今度こそは躾失敗しないぞとの姿勢を感じる。冬の台風だ。春が一切消え猛吹雪の今朝。
「60歳からの新しい川柳」 (時実新子監修、杉山昌善著:実業之日本社)読み始める。老後に始めたい川柳。気質的に和歌や俳句でなくこちら側かなと。早朝から一人笑う、立ち止まる。句集「有夫恋」で川柳の表現性に衝撃受けたのは40前だったか。
●給食で鯨を食べた雄大さ
●生きるとは毎日ドアをしめること
●にっこりと人のお名前すぐわすれ
●まっすぐに生きてる人をじっと見る