健康診断のセンターから、「重要なお知らせです。すぐに開封して下さい」と表書きされた封書。「親展」の文字まである。診断結果はだいぶ前に届き、「高脂肪、高カロリー、運動不足」を、みっちりママヨさんに叱られた。今度のは何だか怖いからしばらく放っておいた(笑)だが、気になって仕方がない。恐る恐る開封すると…。
「特定診断結果報告の遺漏について(お詫び)」の文書鏡。「…本件につき、十分な形で結果報告ができなかったことを深くお詫び申し上げ…」なんて書いてある。オイオイ、何だよ(汗)その報告忘れの重要事項が、固い公式文章スタイルで、四角で囲って載せてある。なっ、なんと、「ナミカゼタテオ様の平成24年度のメタボリックシンドローム判定」の結果が「メタボ該当」と一言。ナンダヨこれ…と、笑ってママヨさんに言ったら、また叱られた。ヨ、ヨけいなことを知らせやがって…と、最北の街で師走を迎えようとしている立男であった。
…………………………………………………………………………………………………………………………………………… 4人の昔の中学生が、今は立派な「お母さん」になって遊びに来
てくれた。元気な様子も嬉しかったが、それぞれの悩みを聞かせてもらったのが心に残った。4人は互いに愚痴を聞いたり相談しあっていると言う。大事な素敵な関係だ。久しぶりに狸のケーキ(右画像、「タヌキ ケーキ クドウ」のネット検索で)、旨かった 「新自由主義からの脱出」(二宮厚美著:新日本出版)を寝しなに。歯切れ良く痛快だが、数頁で眠りに(笑)なかなか終われない。楽しみに残しておいた最終章の「橋下主義」批判は今晩から。今朝の総選挙と都知事選結果、「何で?」だが、平静に受け止められたのはこの本のおかげが大。
早いもので師走も半ば。本職の方が商売繁盛で「今年やっておきたい仕事」は手つかずのまま。
日頃の多忙感はストレスにつながり、昨日の夜は珍しく寝付けなかった。ストレスは様々な所に飛び火し、対象はとうとう空から振ってくる雪にまで。どっさりと降る雪に腹を立て、「今年は除雪(自分のとこしか)しない!」宣言まで飛び出した。そんな小学生並の感情表現をする「ケツの穴の小さい40歳」を荒馬さんがそっとなだめてくれている。
大忙しの師走、どう乗り切るか? 解決策は「今できることを精一杯やる」、これに尽きるのだが、今できることがたくさんある時はどうしよう。雪のように降り積もる仕事。こちらも除雪が追いついてない。本物の除雪のように「もう仕事しない!」と言えたらどんなに楽か。いろんなものと戦う40代。クリスマスの用意も全くできていない。こんな12月は初めてだ。
とりあえず、家に帰って除雪しよう・・・
このブログ、今月で早2年。昔、絵を描いて、本を読んで暮らせ る大人になりたいと思った。今、絵日記を書く老人になった。
ミュージシャン「シベールの日曜日」紹介の雑誌で、「…厳選した今後必ず活躍するはずの期待の新人たち…日本から発信する若者たちがいったい何を思い、どんな表現をカッコいいと感じ、それをどのように形にしているのかを確認することで、現在の日本らしさを知ることもできる…」と扉に。「ポピュラー音楽で日本風土の土着性と強いオリジナリティ-…現代的な耽美性と自意識を併せ持つバンド」と推薦文に。夢を応援してもらっているのを知って嬉しい。
コ-ヒ-茶碗。見て、触れて、使って楽しく、、値段も手頃は難しい。イラストは椀もミルクポットも全条件クリアし、加えて安定性抜群。取手つきのを買うのはかなり久しぶり。旭川の梅鳳堂さんで。
「非情で残酷な時代と社会」の中で人間的に生きる希望を、確かな言葉で考えさせてくれる一冊「自分を抱きしめてあげたい日に」(集英社新書)。前書きの「…ことばって、何だと思う?けっしてことばにできない思いが、ここにあると指さすのが、ことばだ…」(詩人・長田弘「花を持って 会いにゆく」)が、本書貫く意思。きちんと生きていく上で言葉は信頼に足る手がかりなんだと思う一冊。その点で、この題名はどうなんだろう。
読みやすい。特に全6章の最初の3章、「『平凡』であることは不安か」、「『平凡』の中の『非凡』」、「ことばを抱く日、抱かれる日」は、作者が自分の人生を振り返りつつ、今の時代の社会と個人の積極的な、それでいて押しつけのない関わり方を提示する。3.11で再確認した、いつの時代もどんな国でも変わらない人間性と、これを好機にしてしまう非人間性の中でもがき続ける私たちを、勇気づけてくれる。3.11以後の再生のあり方とは結局、自分自身のこれまでの生き方を言葉で振り返る以外にはありえない。
既に還暦を迎えた私だが、思春期真っ盛りの頃、著者の「レモンちゃん」はラジオで知る遠い人だった。だが、その当時からの勇気ある思いと行動が一過性で無く、しなやかに持続し続けていることが嬉しい。師走の総選挙で、不確かな「言葉」が飛び交っている今だから、なおさらそう感じるのかもしれないが
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………。 「先生のつぶやき」(12/8朝日新聞)に、「これは凡師さんだろう。間違いない
」の一口コラム。〈中学校・男・40歳〉の紹介もあるが、文中の「消極的+天然」の言葉が、凡師風
「装苑」(1月号)に、知りあいのミュージシャン「シベールの日曜日」が、特集【新しい才能135人】に載った。お洒落なフアッション雑誌が場違いな感じもするが、デザイナーやモデル、フアッションブランド、女優、画家なんかに混じって。吹雪の中、ママヨさんと長靴履いて買ってきた
土日、年賀状作る。テーブルにあった茶碗をクレパスで描いて遊んでいて、ふと「これいいかも…」と下絵に。「昨年、還暦をすぎました。そのせいだけでなく、競争と自己責任が普通みたいな風潮に疲れます。そんな…」で始まる、疲れ気味(笑)の一文で。
『痛い腰』は残り3つの進行にどう影響するのだろうか。
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