波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第31号/くいしんぼうの試練

2014年12月03日 | 【保管】腹ペコ日記

 腹ペコの名のとおり、食べることが大好きな私が、思うように食べられなくなった。お腹はすくのだけれど、食べると気持ち悪くなるし、だからといって食べないと、それはそれで気持ち悪いし。寝ても起きても二日酔いのような状態の気持ち悪さと、若干の貧血とで、活動できなくはないけれど、思うように身体も頭もはたらかない。

・・・

子育ては共同事業だというけれど、生まれてくるまでだって、まわりの人の支えがなければお母さんは暮らしていけないなぁ…。相方さんをはじめ、多くの人たちに支えられながら、実家の両親が送ってくれた果物をむしゃむしゃと食べる今日このごろです。

コメント

【その191】 息子よ、いつの日か父親を超えていけ!

2014年12月02日 | 【保管】一寸凡師コラム

   息子よ、いつの日か父親を超えていけ!

 懐かしのTVゲーム「桃太郎電鉄」。(すごろくゲーム。電車に乗って日本中を旅し、目的地で物件を買うゲーム)このゲームが今、凡師家で大流行している。ルールも簡単で小学生から大人まで一緒に楽しめるのが魅力。また、日本全国を駆け巡って物件を買うので、どこにどんな都市があり、どんな名産があるのかも学ぶこともできる。「次の目的地の○○ってどの辺だっけ?」と地理に疎い凡師が呟けば、隣で息子が「それは○○の隣だよ」とポツリ。父親は時として息子の壁にならなければならない。ゲームと言えども簡単に負ける訳にはいかないのだ。ということで、「なるほど地図帳(日本編と世界編の2冊)」という本を購入し、荒馬さんと一緒に地理の勉強を開始。この本がまたとっても楽しい! 単に地図が載っているだけではなく、様々な項目の都道府県ランキングやデータなど、タイトル通り「なるほど」が詰まっていた。

 結局、終了するまでに3週間ほどかかったこのゲーム。凡師家みんなで盛り上がった熱戦は、息子の圧勝で幕を閉じた。いともたやすく父親の壁を乗り越えた息子に心から拍手を送りたい。
コメント

新聞感想(12月1日)

2014年12月01日 | 新聞感想

          争点を唱う詩

 11/30道新、戦争と平和の特集。講演とスピーチと長い詩が。この頃、政治の言葉はマスコミの自己規制が過ぎて意味不明なのが多い。言葉に責任を持つはずの政治家は容易に見つからず、言葉を命とする詩人の表現に触れる機会は少ない。なかにし礼という功成り遂げた職業詩人の、こういう詩が嬉しい。地元新聞も何とかまともだ。憲法を守ると言っただけで左翼とか偏向とか言われるおかしな時代では。 

                                       

 衆院選挙が今月行われるというのに、某国営放送では天気予報がメインそニュースだったり、明確な争点をぼかすためにやってるとしか思えない党首討論番組。戦後最悪の政治家たちに「嫌なら落とせば良かったでしょう」「国民が選んだのだから今度は遠慮しないでやらせてもらいます」という根拠と狡い顔を与えるのなら立男の中級老人への道は暗い。

                                     

 新聞の詩を声に出して読む。大きな声で読む。今の時代、その前、これからのことが理屈を越え肌身によみがえる。身体の奥が何だか温かくなる。言葉と感情の間には距離があるものだが、意味鮮明な言葉が至極簡明に心に届き、ぼんやりした問題意識が覚醒する。選挙の最も重要な争点が実はここにある。


 

コメント