波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

言葉のケイコ【その八拾陸】

2021年05月18日 | 【保管】言葉のケイコ

サクラ咲

の果てにも桜が咲いた。平年より6日ほど早いという。買い物に出かけると、道沿いの大きな桜の木が目を引く。ほとんどの日本人がそうであるように、私も桜は大好き。世の中の状況に関わらず、今年も美しく咲いてくれたことに感謝。桜の下で集うことはできなくとも、桜を見て同じように美しいと思っているだろう家族や友だちを思い、来年こそは一緒に見られることを願う。まずは自分の命と、一番近くにいる大切なともちゃんの命を守ること。少なくとも私は、「~しなければならない」という社会的な役割を今は抱えていない。だからこそ、変わらず自分にできることをする。桜を見て美しいと思う心を守るのも、自分自身しかいないのだろうし。

もちゃんは受験生。そろそろ少し、自覚が出てきたかな。自分でやる気にならなければ何を言ってもなぁと思い、ケイコにしてはあまりうるさく言わないようにしている。「サクラ咲ク」春になるかどうかは、本人次第。ケイコがやるべきことは、勉強以外の不安を少しでも取り除いてやれるように環境を整えてあげることしかない。大事な我が子が巣立つ日が着々と近づいてきていることを感じながら、日々を大切に生きていこう。

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WILD FOX №19/ひとり毅然と

2021年05月16日 | 【協力】Wild foxギャラリ



数百羽の白鳥の中にポツンとハクガンがいました。

臆することなく平然としていました。

 

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教師を辞めた人のこと

2021年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

師を辞めた人のことを外仕事しながら考えていた。新聞に、憧れの国語教師として働き2年で退職、10年越しの夢が消えたMさん(42歳)の言葉。この苦しみは誰にも分らない、自分が深い孤独に落ち初めて子どもたちの苦しみを自分事として考えられるようになった、とあった。波風氏は立ち止まった。辞めなければならない絶望を子どもの苦しみと直結する言葉に。
波風氏は心ならずも教師を辞めた人を何人か知っている。子ども思いで真面目に仕事している人たちだから適性が一番の理由とは思えない。教員の精神疾患による休退職激増と教員希望者の激減は、教師個人の努力や才能だけで解決できない問題を表し、この国を成り立たせる土台が徐々に劣化しいつか内部から瓦解する恐怖を覚える。未来を育む夢ある仕事を担う教職が嫌われ、励めば誰でも病んでしまう国になってきたのだから。

風氏が辞める教師に願ったことは、先生と学校を悪く思わないで欲しいことだった。運と偶然と細かなつながりがあったから続いた自分が、それが少なくて夢破れた先生に言うことはできなかった。そんな昔のことを思いだしたのは、Mさんが埼玉三芳町で無料学習支援室に携わること10年、理事長として「人生は明るいことばかりじゃない。けどここに来てたくさん笑ったと思ってくれれば・・・」、学ぶ機会を守り貧困連鎖を断ち切りたいとあったからだ。何だか救われた気がした。同時に、教職だけが教育との関わりではないし人生ではもちろんない、ということもだ。


各種世論調査で五輪中止の願い6〜7割、常識がこれぐらいはあるのだ 勲章と利権欲しいだけの無能なリーダー、勝機無き無謀な戦争、情報操作、大本営発表の裏で・・・今を映す半藤一利著『昭和史』やっと読み終わる 天皇=絶対者=金閣寺?、三島はなぜ大きく右に?疑問を説き明かしてくれる平野敬一郎著『金閣j寺』テキスト(100分de名著)  池田晶子著『14歳の哲学』、主観的観念論が鼻につき途中放棄、惜しくない。

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言葉のケイコ【その八拾伍】

2021年05月11日 | 【保管】言葉のケイコ

 

高級食パン、買ってみました.。

元に新しいパン屋さんがオープンた。なんでも有名なベーカリープロデューサーが手がけているらしく、店名も実にユニーク。メインは、現在全国的にもブームの高級食パン。普段パンはほとんど食べないケイコだけれども、話のネタにしたいがために、オープンから3日後、思い切って行ってみる。行列。おお、やはりまだ行列ができているのだなぁとちょっと愉快になりながら、並ぶ。20分ほど待ったが、午前中の分は完売とのことで、午後の食パン引換券をもらう。午後に改めて出向いてみると、見事に食パン以外のパンは完売。大人気。店内は思ったより狭い。このあたりではなかなか見ない金額の食パンと、せっかく来たのだからとその食パンよりも高い(!)オリーブオイルとチーズのスプレッドも購入。車の中では気づかなかったが、おうちに帰ってパンの香りがふわふわ漂っていることに気づく。そしてまだほのかに温かい。さっそくちぎって一口。高いスプレッドをつけて一口。うん。そりゃあ美味しい!でも、高級食パンよりもスプレッドに感動したケイコは、パン通ではないな(笑)。満足したのでたぶんしばらく食パンは買いに行かないけれど、このスプレッドはもしかしたら月1くらいで欲しくなるかも。これは好き。

て、1ヶ月後。どのくらいリピーターがいるのかな。高級食パンは確かに美味。でも、ママヨさん手作りパンの方が、味は忘れられない。毎日食べるとするならば、断然、ママヨさんのパンだなぁ。
波風先生が羨ましい(笑)!


【波風氏談】ママヨパン、お褒めの言葉ありがとうございます。ウドン専門の波風食堂ですが、幻のメニューがママヨパンの朝定食(早朝6~7時開店)。コロナ前に考えましたが・・・残念です今日は2つの記事掲載しています。

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『緊急事態』発生広告

2021年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

やってくれる宝島社の攻める新聞広告。今朝、配達されたばかりの新聞(5/11朝日 )を開き、口より先に目から声が出た感じの全紙2面の意見広告。右にゴム印模した「緊急事態」、全面青地のど真ん中に初めて目にする怪しい色の立体形コロナウィルス像、左に庶民の思いを簡潔に表示。ウ~ムと唸る。

今年1月7日の『言われなくても、やってます』の続編だね。感心した広告だったから壁に貼り、我慢も限界だと思い続けていたら今日の広告、感心、感心。宝島社は、画像もキャッチコピーも、「そうなんだよ」「そういうことなんだよ」という庶民感情というか情念を的確に掬いとって言語化・デザイン化する。とりわけ、広告うつタイミングが抜群。国家総動員で疑いも無く権力に奉仕させられた歴史的な怖さと、現在の権力の無能無策を重ねるセンスが重層的な苦い笑い誘う。

朝日の広告掲載料金表で見ると、この広告料金は8千万円弱と言うところかなあ。社運かけた勝負だと思う。画像ではコピーの文字が小さいので下に掲載。 


ワクチンもない。クスリもない。

タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。

私たちは騙されている。
この一年は何だったのか。
いつまで自粛をすればいいのか。
我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

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