ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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お庭の縁台で風流に鮎会席 ■日影茶屋

2008-08-23 18:04:26 | 逗子・葉山のレストラン

ひかげちゃや(割烹、日本料理/葉山)

*湘南が誇る老舗料亭の中庭で「鮎を食べる夕べ」

毎年7月の終わり頃になると、葉山の 日影茶屋 に程好く脂の乗った素晴らしい鮎が届きます。
ラ・マーレ・ド・茶屋 のテラスで感動的なサンセットビューを堪能した後は、鐙摺の山の風情を存分に楽しめる茶屋のお庭で鮎会席です。



普段はお座敷から眺める立派なお庭に縁台を設けた「鮎を食べる夕べ」は、暑さがひとしきり納まり蜩の声が響く夕刻からスタートする人気のイベント。
七輪で塩焼きにした鮎をメインに美味しいお料理(とお酒)が5,250円で楽しめます。

〓いただいたお料理〓


先付 
三浦の茶豆(左) 焼鮎と焼茄子の琥珀寄せ(右)
茶豆の塩加減が絶妙。鮎は塩焼きだけじゃないんだね。


蒸し物             造り 
自家製梅干の玉〆。
サッパリして美味しかった梅干の冷たい茶碗蒸しです。
地元の漁師さんから毎朝届く新鮮なお魚はお鮨で。

焼き物
天然鮎の塩焼きキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
よく太って脂が乗っています。柔らかくて頭から尻尾までいただけます。(私はこれくらいデカいと頭はパス

煮物
賀茂茄子と夏野菜の揚浸し。茄子の器にお野菜がてんこ盛り。

幻の「大矢知の冷麦」
薬味はほおずきに入っています。
麺のすごいコシと弾力に冷麦のイメージが変わった!


水菓子とお茶
粽です。黒蜜がかかっていて美味しかった


日本酒はオリジナルの「亀の前」


器も素敵

茶碗蒸しの器は可愛いひょうたん模様。
冷麦の胡麻ダレは切子のグラスで供されます。

雪洞の灯りのみの日本庭園はなんともいえない趣が

屋外でいただく会席料理、想像以上に気持ち良かった。
日本文化が失われつつある昨今、季節感のある風流なイベントは楽しいですね。
天然鮎はもちろん、地元の新鮮なお魚や夏野菜、大矢知の「幻の冷麦」に感動。
日ごろの憂さを忘れ、贅沢な時間を過ごしました。

日影茶屋
□11:30~14:30 17:00~21:00
□水曜定休(祝祭日の場合は営業)
□神奈川県三浦郡葉山町堀内16 □046-875-0014
※前回の日影茶屋は こちら
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海と夕日とシャンパンモヒート

2008-08-22 02:19:21 | 逗子・葉山のレストラン

ラ・マーレ・ド・茶屋(フランス料理/葉山)

*シャンパンフェアにすべり込みセーフ!

この日(7/27)のディナーは、東京から出て来た橙さんと老舗日本料理店 日影茶屋 で鮎会席。
19:30からの宴を前に、海に張り出したテラス席でシャンパンカクテル!―と洒落込んでみました。
此方で出合った素晴らしい夕景はすでにご覧いただいた通りですが、潮風を感じながらのアペリティフタイムも素敵でした。

涼しい木陰のテラス席
さすがにハイ・シーズンだけあって、足元はすぐ海!というデッキ席は満員御礼でした。東京から来たという男女のグループは、ケータイで写真を撮ったり、床下の海面を覗きこんだりで大ハシャギ。

デッキ席の足元はすぐ海
この日はエイが泳いでいるのが見えました。

シャンパン・モヒート(ロゼ 1,900円)
ピンクのモエで作るモヒート。
ライムとミントの葉だけでなく、グレープフルーツ、オレンジ、完熟パインなどのフルーツがいっぱい!
ビックリするほど飲み易く、とても酒とは思えない爽やかテイスト。
ラ・マーレオリジナルのカクテルです。

06:52pm、太陽がどんどん西へ傾き始めました
18時過ぎにやっと顔を出したお日様は、日没までのわずかな時間で猛烈に輝き始め、海を見る見るうちに染めていきます。

モエ・エ・シャンドン&宮崎マンゴー(1,400円)
橙さんオーダーのフルーツシャンパンは宮崎マンゴー。
ひと口いただきましたが、とっても濃厚な味でした。

06:50、山陰に隠れる間際の太陽
空も海も燃えるようなオレンジ色。
歓声を上げるデッキ席のグループ客、「仕事なんかやってられません」と店内から飛び出して来る店員さん(コラコラ)、テラス席のギャラリーは自然がくれたプレゼントにしばし酔いしれたのでありました。
こういうユルユルな雰囲気は湘南のレストランの素敵なところ。


シャンパンフェア
ラ・マーレ・ド・茶屋の年間イベントの1つ。
7月と12月にシャンパンとシャンパンを使ったカクテルをメインにメニューが構成されます。
シャンパンによく合うアラカルトも多数用意されているのですが、なんせこの後鮎会席が控えているので、食前酒だけで失礼しました。カクテルは他にも試してみたいオリジナルものがあったんだけどな~。
『恋におちたら』の影響で一時ハマったクリュグ、Sold outのシールが貼ってあった。

□Cafe&Bar
11:30~22:30 
Restaurant
11:30~14:30(L.O)
17:30~21:00(L.O)
□月曜定休
□三浦郡葉山町堀内24-2
□046-875-6683
HP
※前回のラ・マーレ・ド・茶屋は こちら
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夕暮れ-Twilight-通信/080727

2008-08-21 23:54:49 | 地元の風景

鐙摺にて(2008/07/27 06:21pm)

*ラ・マーレ・ド・茶屋で出合ったオレンジの空と海

30年変わらずに佇む葉山のランドマーク、ラ・マーレ・ド・茶屋 は私が地元で1番好きなレストラン。
久々の湘南訪問となる橙さんと、日影茶屋 でのディナー前にサンセットビューを眺めながら食前酒を楽しもう―とやって来ました。
が、この日(7/27)はなんと雷が鳴り、断続的にわか雨も降るという不安定なお天気。
夕刻になってなんとか落ち着いたものの、2人ともすっかりサンセットビューはあきらめていました。

(2008/07/27 06:40pm)

(2008/07/27 06:42pm)

(2008/07/27 06:51pm)
ところが18:40を過ぎたくらいに突然夕日が顔を出すと、空はみるみるオレンジ色に染まり始めたではありませんか。

(2008/07/27 06:51pm)
まん丸な太陽はどんどん西へと―。

(2008/07/27 06:56pm)
太陽が姿を消してしまった後も、夕日の残り火は空と海を染め続け、夢のようなマジックアワーの余韻にどっぷりと浸ることが出来ました。

こんな見事なサンセットを拝めた日には、どんなにイヤなことでも一瞬で忘れてしまいます。
すぐそばに美しい景色があることに感謝ですね。
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日比谷ダイビルの動物たち

2008-08-20 22:09:51 | 帰宅の風景

金魚(だよね?)のレリーフ

*あずまやの内側や石壁のアーチ窓を飾る可愛いレリーフ

7/24の撮影です。
ライオンが水を吐き出す噴水や、壁面に張り付いた凄まじい形相のガーゴイルでおなじみの日比谷ダイビルですが、怖い顔面彫刻ばかりではありません。
6月末頃に明るい時間のダイビルを紹介しましたが、その一部を補足する記事だと思って見ていただければ幸いです。



広場前の噴水の壁には、真ん中をアーチ状にくり貫いた窓が。
近づいてよく見ると、動物の小さなレリーフが9つ。
極端にデフォルメされたものはなく、可愛らしい印象です。

アーチを支えているのは羊かな?





上段から左右の順番で見ていくと、②と④がよくわかりません。
①猿、③リス、⑤兎、⑥オウム、⑦犬、⑧羊でしょうか。

噴水脇のあずまや(2008/06/5 06:40pm auで撮影)



こちらにはフェアリーちっくな架空の動物?が刻まれています。

古い建物にはこんな遊びが随所に散りばめられていて楽しい。
ビルを建て替える時に残してくれたダイビルのオーナーさんは洒落っ気のある方なのでしょう。
近くを通りかかった際には、ビルの前でひと休みしてじっくりと観察してみて下さい。
建物の周りをぐるりとライオンや妖怪(ガーゴイル)?顔面彫刻が取り巻いていた、かつての「大ビル」の面影を偲ぶのも一興。
あ、暗くなると雰囲気が一変して怖いので、明るい時間がオススメです。

所在地:千代田区内幸町1-2-2
※前回のダイビルは こちら
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猛暑は続く… /日比谷茶廊

2008-08-19 01:14:02 | 帰宅の風景

日比谷公園ではこんな催しも

*甘い誘惑? ビアグラス1杯のシアワセ

長かった(はずの)夏休みもあっという間に終わり、何事もなかったようにサラリーマン生活が始まってしまった
仕事がスタートする朝9時は、昼夜が逆転した休み中のちょうど熟睡タイム。もう昼メシまでの3時間が地獄ですぅ。
眠くて眠くて(てか脳は完全に寝ているようで)、まったく使いものになりません。
早く寝ようと思っても、涼しい深夜はどんどん目が冴えて、ここ数日ほとんどまともに寝ておりません。
9日も続けて休んだおかげで、いつもよりハイペースで仕事を片づけなければならないというのに、体が言うことをきかず
会社では「夏バテで具合が悪い」と仮病を使っている有様です。

今日も今日とて、もうすぐ午前1時というこの時間に頭はスッキリ。
溜まっているブログネタ、引き続きどんどん更新します。

7/31に日比谷公園で撮ったミーちゃん
連日の猛暑で園内のニャンコたちもバテバテ

日比谷茶廊(2008/07/24 07:10pm)



暑い季節は開放的なビアガーデンと化す、日比谷公園内のオープンカフェ 日比谷茶廊
芝公園からのウォーキングで消費したカロリーが一瞬で戻ってくる!とわかっちゃいるのに、どうしても誘惑に負けてしまう。


ベルビュー・クリーク@ベルギー(790円)
アボカドディップ(490円)、フライドポテト(440円)

ふわふわの不思議な食感が楽しめるかき氷、好評販売中!

可愛い白クマのマスコット

緑の木々に囲まれたオープンカフェは、夜が更けるとどこからともなく涼しい風が吹き、昼間の暑さがウソのよう。
都会の真ん中で、会社帰りにとても贅沢な気晴らしが出来ます。

日比谷茶廊
(カフェ/日比谷)
□11:30~21:00(冬季は19:00まで)
祝日を除く月~金は14:00までランチタイムあり。
□無休(悪天候の場合は臨時休業)
□千代田区日比谷公園1-1 
□03-3591-2411
※前回の日比谷茶廊は こちら
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Cruel Summer

2008-08-18 23:00:14 | 地元の風景

自宅@逗子のベランダにて(2008/08/09 05:11am)

*残酷な夏

It's a Cruel,Cruel Summer
Leaving me here on my own
It's a Cruel,Cruel Summer
Now you're gone…

熱く残酷な夏が私を孤独にするの
あなたのいない、つらいつらい夏
by BANANARAMA



8/9、夏休み初日。
前日から蒸し暑さのあまり寝付けず。
結局いきなり完徹してしまいました。。。



すごい朝焼け。うへぇ今日も暑くなりそう~という絶望感。
2~3年前なら、逗子じゃこの時間帯、油断すると風邪をひくほど気温が下がったものです。
なので猛暑の今年でも一番涼しいのは明け方のこの時間。



というわけで、休みの間はずっと5時が就寝タイム。
日が高くなり寝ていられなくなる正午に起き出すという昼夜逆転生活。
平日の平均睡眠3時間に比べると毎日倍以上寝ていたので、多少は元気になりそうなものだけど…。
いかんせん日中の暑さがCruelすぎて、良く寝て蓄えたはずの体力もあっという間に消耗してしまいました

もう絶対来年までにエアコン購入!
と固く決意する私なのであった。

このあとは夏休みに撮った画像を少しずつUPしていこうと思います。
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Beau Tempsでいただいたワイン/080720

2008-08-17 18:19:30 | お酒のお話
*7/20に 3度目のぼたん でいただいたワインをご紹介します。

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■Thierry Puzelat Vouvray Petillant Naturel 2004
ティエリー ピュズラ ヴーヴレ ペティアン ナチュレ 2004

自然派の造り手として脚光を浴びているテュエリー ピュズラの微発泡スパークリングワイン。葡萄生産者ガルの樹齢100年を超えるムニュピノ・メリエから造られたワイン。タンク内で約2ヶ月半の発酵後、残糖分が13~15gに落ち着いた頃を見計らって瓶詰め。その後13ヶ月の瓶内発酵、瓶熟を経て出来上がります。
少し濁ったような濃い黄金色にビックリ。まるでベルギービールみたい。シードルを思わせるフルーティな味わい。ミネラル感に溢れ、独特のコクがあり、グレープフルーツみたいな苦い後味が残る不思議なワイン。正統派?シャンパーニュに慣れた人には刺激的なテイストかも。ちょっとクセになりそうな美味しさです。

産地:ロワール/フランス
生産者:ティエリー・ピュズラ
品種:ムニュピノ・メニエ100%

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■Lemaire Fournier VdTBranc L'Autre 2004
ルメール フルニエ VdTブラン ロートル 2004

彗星のごとく現れ、瞬く間に去っていったドメーヌ、ルメール フルニエのワインです。銀行で情報処理の仕事をしていたワイン愛好家マリー・アニック・フルニエ女史が、天才醸造家ニコラ・ルナールのワインに惚れ込み、宝くじで当てた私財を投げ打って興したドメーヌ。しかし、ワインの質にこだわるあまり、過剰な投資は避けられず、ついに資金が続かなくなり、2005年以降はワイン造りを行っていません。世に出たヴィンテージは2002、2003、2004年のみ。現ワインストックを全て売り切った点で完全にドメーヌを閉める予定でいます。

ヴヴレーの畑の土壌は石灰質、葡萄の樹齢は平均30年、「自然をリスペクトしナチュラルで最高のシュナンをつくる!」というモットーの下、収穫方法は100%手摘み、畑で選果。天然酵母による発酵、古樽熟成でワインを仕込み、徹底的に無添加にこだわるため、酸化防止剤も使っていません。

ちなみにかわいいアヒルのエチケット、1羽だけ色の違う子がいますよね。そう、「ロートル」とは、はイソップ物語の「醜いアヒルの子」のこと。AOCを落とされたことから、実は白鳥の子であるアヒルをワインのラベルにしたそうです。

白い花のような甘い香りに、ミネラル、スパイス、レモンなどの刺激的な香りが複雑に混ざったようなふくよかさ。口に含むとしっかりとした辛口です。豊富なミネラルと、キリッとした酸味、しっかりとしたコクと果実味。青リンゴを思わせる酸味の後に柔らかな甘さの余韻が楽しめるシュナン・ブラン。

産地:ロワール/フランス
生産者:ルメール・フルニエ
品種:シュナン・ブラン100%

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■Sartarelli Verdicchio de i Castelli Jesi Classio 2003 
サルタレッリ ヴェルデッキオ ディ カステッリ イエージ クラシッコ 2003

イタリアの安酒ヴェルデッキオのイメージを覆す銘酒。パン職人からワイン造りに転身したサルタレッリの葡萄園は、海抜300~350mの南向きのなだらかな斜面にあります。平均樹齢は27年、全てがヴェルディッキオ種で、この自家葡萄園の葡萄のみを使ってワイン造り(白ワイン3種類だけ)を行っています。古い機械を使用して地表から深い所に苗を植え、収穫はブドウの酸化をさけるため、早朝と夜間に手摘み。温度管理の出来るセラーのタンクで1ヶ月ほど発酵した後、熟成、瓶詰めされます。

グラスに注いだ瞬間、イタリアの白ワインとは思えない(笑)芳醇な香りに驚かされます。濃い黄金色も美しく、熟した葡萄の旨味が凝縮されているのがわかります。フルーティな甘い香りと果実味の後にガツンと来るアタックの強さは、アルコール度数13%の証明です。水みたいにガブガブ飲めるというヴェルデッキオのイメージを100%覆す飲み応えに軽くショックを感じました。畑が全て南向きのためここまで度数が上がるのだそうです。ホンモノのヴェルデッキオを楽しみたい方に、ぜひお奨めしたい1本。

産地:マルケ州/イタリア
生産者:サルタレッリ
品種:ヴェルディッキオ100%

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■Domaine de la Crouze Saint Veran Tradition
ドメーヌ ド ラ クルーズ サン ヴェラン トラディッション

15年間、協同組合に売る葡萄を栽培してきたデロッシュ夫妻が、組合のワイン造りに納得がいかず独立。1999年から「マコンの自然派」として名高い兄のフィリップ・ヴァレットと同様に「ナチュラルワイン」を造り始めました。マコンの街から西側に数kmの「ヴェルジッソン村」に位置する畑は、粘土石灰質の土壌で、日照に優れた南~南東向き。長年の経験を生かし「可能な限り自然なぶどう栽培」をしようと、除草剤を使わない有機農法を取り入れ、畑を取り巻く自然環境を守るため化学物質の農薬も使用していません。樹齢25年の葡萄を手摘み。ステンレスタンクにて20℃に温度管理しながら、翌年の春までの長期にわたり天然酵母にて発酵。亜硫酸を20mg添加し、ステンレスタンクにて11ヶ月熟成。珪藻土ろ過をしてビン詰め。ドメーヌ・ド・ラ・クルーズのワインは、葡萄が完熟するのを見極めて収穫するため、非常に芳香の強いワインとなります。

熟した甘い白桃、ライチ、クチナシのような甘い香り、口に含むとふくよかな果実味が広がります。しっかりとした酸味もあり、スッキリと爽やかな飲み口は暑い季節にはピッタリ。

産地:ブルゴーニュ/フランス
生産者:ドメーヌ・ド・ラ・クルーズ
品種:シャルドネ100%

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■Gauthier ourgueil Jour de Soif 2006
ゴーティエ ブルグイユ ジュール ド ソワフ 2006 

7つの村にまたがり1200haからなるブルグイユの葡萄生産地のうち、ドメーヌ・ベレールのピエール・ゴーティエの畑は15haほど。小さな畑を20ヶ所の地域に点在させ、1年の大半を畑仕事に費やしています。土壌は地上30センチが石灰粘土質、 その下は堅い石灰層の岩盤。葡萄は完全無農薬で育てられ、除草剤も一切使わず、土をすき返し空気をふんだんに含んだ畑は歩くとふわふわと柔らかいそうです。ボトルには無清澄、無濾過、SO2不使用と記され、ビオロジック志向が明確に打ち出されています。

甘く爽やかな香りと、ベリー系の赤い果実を思わせる酸味。石灰質土壌のミネラルをたっぷりと含み、タンニン分は非常に柔らかく、ピュアでナチュラルな美味しさが楽しめる癒し系です。「喉が渇いた」時に、少し冷やして飲んでも美味しいかも知れません。なので重い赤ワインが好きな人には少々物足りないかな?
まあ、「Jour de Soif」は「渇きの日」という意味だから。勿体つけてチビチビと飲むためではなく、喉の渇きを癒すためのワインを意識して造られたのだと思います。ごくごく飲める、軽やかで口当たりの優しいカベルネ・フラン。

裏ラベル訳
カベルネフランの果実味、成熟感、そして造り手の情熱がこのボトルに込められています。早くボトルを開けてください。清澄もフィルターもされてないワインで、瓶詰め時のSO2も添加していません。有機栽培のぶどうを使用しています。

産地:ロワール/フランス
生産者:ピエール・ゴーティエ
品種:カベルネ・フラン100%

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■Bressy Masson Cotes du Rhone Village Rasteau 2004
ブレッシー マッソン コート デュ ローヌ ヴィラージュ ラストー 2004

コート・デュ・ローヌでケイランヌ、サブレ、セギュレ、と並び評価の高いラストー村は、オランジェから北西20km程の所に位置しています。ブレッシー・マッソンは、おしどり夫婦が息子と3人で経営するドメーヌ。1920年からワイン造りを始め、その後、1948年頃から瓶詰めをし、自社ラベルのワインを売り始めました。畑の平均樹齢は35~40年。生産者のポリシーは、その年の気候がそのままワインに反映するようにと、ワイン造りに余計な手を殆ど加えないことだそうです。

2004年は当たり年だったのかな? ミディアムボディとは思えない力強さを感じるワイン。フレッシュな果実味の後にカカオやスパイスのアタックがあり、ちょぴり複雑な余韻が楽しめる。クセのないチーズやドライフルーツと良く合います。

産地:コートデュローヌ/フランス
生産者:ブレッシー・マッソン
品種:グルナッシュ、カリニャン、シラー
タイプ:ミディアムボディ

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そして銘柄不明のこの白ワイン。
(ご存じの方、いらっしゃればコメントお願いします)
夏休みが明けたら、会社帰りにお店に寄って石井さんに聞いてみるかな。

Beau Temps
ボータン(ワインBar、カフェ/長谷)
□18:00~0:00(土・日は12:00~15:00も営業)
木曜定休無休
□鎌倉市長谷1-14-26 
□0467-40-6172
※前回いただいたワインについては こちら
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蜩の声を聞きながら… ■Beau Temps

2008-08-17 11:39:35 | 鎌倉のレストラン

ボータン(ワインBar、カフェ/長谷)

*古都の街を散策した後はワイングラスを傾けて夕涼み

あ、7/20の訪問です。
この頃は日が落ちるととたんに涼しくなったのです(てか、これが普通)。まさか8月に入ったら地獄の猛暑とは…。想像も出来ませんでした

天窓のある開放的な店内
ほとんど18時の開店と同時に到着。
お庭に面してガラス張りの店内は、まだ明るい外から入り込む光のせいで、ワインBarというより「雰囲気のいいカフェ」モード。
とりあえずスパークリングワインをオーダーし、日が暮れるのを待つことに。

トップ画像のグラスワインは、自然派の造り手として脚光を浴びているテュエリー・ピュズラの微発泡スパークリングワイン。

豚のリエット(700円)
前回オーダーしてすっかり気に入ってしまった一皿!
まだ明るいので写真はキレイに撮れました。

この日の2杯目

私(上):VdT ブラン ロートル 2004 ルメール・フルニエ
白い花のような甘い香りに、ミネラル、スパイス、レモンなどの刺激的な香りが複雑に混ざったようなふくよかさ。
口に含むとしっかりとした辛口です。

連れ(下):ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ イエージ クラシッコ 2003 サルタレッリ
イタリアの安酒ヴェルデッキオのイメージを覆す銘酒。
グラスに注いだ瞬間、イタリアの白ワインとは思えない(笑)芳醇な香りに驚かされます。
濃い黄金色も美しく、熟した葡萄の旨味が凝縮されているのがわかります。

トルコ風サラダ(1,300円)
生で野菜が食べられるメニューを、と言ってオーダーした一皿。
カッテージチーズとオリーブがトルコ風の所以?
大量のピーマン攻撃にはチョト参った(連れに全部食べさせた)けど、路地もののトマトが完熟で美味かった!

3杯目

けっこう気に入ってしまった反則?ワイン「A-iuto!」をリピしようと思っていたのに、無情にも品切れ
「あそこまでメチャクチャな造り方じゃないけれど、似たような雰囲気のワインがありますよ」と石井さんが出してくれたのが画像上。
すごい色でしょう? たしかに口当たりは格段にお上品なのですが、アユート!のインパクトには及びません。
やっぱり「狙った通り」と「偶然にスゴイのが出来ちゃった」の差なのでしょうか。
ところでこのワイン、名前がわからんのです(石井さん手書きの伝票、達筆過ぎて判読不可)。

下は連れがオーダーしたドメーヌ・ド・ラ・クルーズ サン・ヴェラン・トラディッション。
完熟葡萄で造られる非常に芳香の強いブルゴーニュワインです。

パンも自家製
前記事でもウマ~(゜д゜)!!と紹介したパン。

お店のブログで自画自賛しているだけのことはありますな~。
下手にパン屋で買ったものより全然美味しいですよ。パリパリサクサク系で、逗子のウーナ・ジョルナータと同じような食感。
今のところ、湘南のお店ではこの2店のパンがお気に入りです。

しらす入りオムレツ(1,300円)
フワトロのオムレツは言うに及ばず、レンバイ(鎌倉市農協連即売所)の新鮮野菜がまたメチャウマ~(゜д゜)!!

茹でズッキーニ(600円)
あまりにツボって自宅でも再現した「まるごと1本茹でズッキーニ」、メニューにあったので当然オーダー。
この日はなんとハワイ産が登場。デカっ! それになんと黄色なのだ でも、味は普通のズッキーニと同じです。

4杯目は赤ワイン

私(上):ブルグイユ ジュール・ド・ソワフ 2006 ゴーティエ
ゴクゴク飲める、軽やかで口当たりの優しいカベルネ・フラン。
「Jour de Soif=渇きの日」という名前にあやかり、喉が渇いた時に、少し冷やして飲んでも美味しいかも知れません。
なので重い赤ワインが好きな人には少々物足りないかな?

連れ(下):ブレッシー・マッソン コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ ラストー 2004
ミディアムボディとは思えない力強さを感じるワイン。
フレッシュな果実味の後にカカオやスパイスのアタックがあり、ちょぴり複雑な余韻が楽しめる。
クセのないチーズやドライフルーツと良く合います。

チーズ盛り合せ(1,000円)
というわけで、クセのないチーズをセレクトしていただきました。
デザートの代わりを兼ねて。

エスプレッソ(300円)
ここはワインBarなのに「本格ナポリ風エスプレッソを飲める数少ない店!」と王様があまりにも絶賛するので試しに頼んでみた。

石井さん曰く「そんな褒められるほどのものでも…」とご謙遜。
たしかに美味しいんですが、どこがどう「ナポリ」なのかがよくわからない私

ワインは全て連れとシェアして楽しみました。1人利用だとこうはいかないので、かなり得した気分。支払いは14,700円(1人約7,000円)でした。
※いただいたワインの詳細は こちら をご参照ください。

Beau Temps
□18:00~0:00(土・日は12:00~15:00も営業)
木曜定休 無休
□鎌倉市長谷1-14-26 
□0467-40-6172
※前回のBeau Tempsは こちら
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鎌倉の夏

2008-08-16 15:50:47 | 地元の風景

小町通りにて

*7/20、三たび長谷のBeau Tempsへ―。まだ日の高い鎌倉をそぞろ歩き

古いネタでごめん(やっとUP出来た~)!
日曜日に地元の友人とディナーの約束。鎌倉駅で待ち合わせ、目指すは3度目の訪問となる(友人は2度目)長谷のオーガニックワインBar Beau Temps
18時の開店時間を前に、ようやく日が傾き始めた鎌倉を散策してみることに。

とりあえず鶴岡八幡宮に蓮池を見に行こう。

大きな池いっぱいに蓮・蓮・蓮―。

ベンチには外人さんの4人組。

水面近くまで寄ってみると…


ハケ―(゜∀゜)ン!! コロコロと肥えたスッポンさんも!


鴨はお食事中

蓮の花も猛暑でくたびれ気味

日もだいぶ傾いて、若干涼しくなってきたので、江ノ電を使わず由比ヶ浜通りを徒歩で長谷へと向かいました。
時刻は17:30。
どのお寺ももう閉門なので、観光客が一斉に引き上げます。
鎌倉市内に人が少なくなるので、実はお散歩にはオススメの時間帯なのです。

寸松堂
ゴールデンウイークに散策した時にも紹介した笹目町のランドマーク。

景観重要建築物として鎌倉市から指定されていますが、昭和11年の創建当初から鎌倉彫の商店(兼住宅)で、1F店舗は今もバリバリ現役で営業中。
ちなみに、何も買わなくても見学させてもらえます。
□9:30~17:30
□不定休
□鎌倉市笹目町5-1 
□0467-22-0708

由比ヶ浜通りのシブい新聞屋さん

住居としても現役!
店舗としてだけじゃなく、お家として使われているのです。

古い建物フェチの私的にはこんな家に住める人が羨ましすぎる! 此方は景観重要建築物に指定されていないの?
あ、こんなこと言ってるとまた例の爺に「かたはらいたし」って言われちゃうかすぃら(爆)。

とある軒先にて
久しぶりにまじまじと見ちゃった 全員元気で巣立っていったかな?

やっぱり古いものが残っている場所はマタ~リ出来ていいすなあ。
最近、地震を引き合いに出して昔の建物を排斥している人たちに因縁つけられましたが、フォッサマグナの真上が国土である以上、日本に住んでいるってことは死ぬか生きるかの博打ですよ。
直下型が自分の住んでいるとこで起きたらあきらめるしかありません。地震で潰れない建物しか認められなくなったら風情のある景色は消滅しちゃう。
死にたくない人は海外に移住するしかないでしょう。
私は日本が沈没するなら一緒に沈みますから。
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寄り道グルメ/08/07/09~08/07

2008-08-15 16:37:12 | グルメ

3206の生ハムとアボカドのサンドイッチ

*夏休み前の寄り道グルメをまとめてご紹介

「下書き」状態で編集画面にズラ―ッと並んでいたストック記事は、やっとこ昨日全て公開出来たけれど、その編集作業中にもブログネタはまたどんどん溜まっている~
どうせこの暑さじゃ何にも出来ないし、こうなったら開き直ってブログ漬けだ! 1つでも多く更新するぜ!

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7/9の寄り道グルメ

飲む酢エキスプレ・ス・東京 @グランスタのソフトビネガー(380円)
6/16から登場した人気メニュー。19:00までの限定販売です。お酢を練り込んだというソフトクリームは、ヨーグルト風味でとても爽やかな口当たり。暑い季節にはピッタリのデザートです。
今回は気分を変えてカップでいただいてみました。
底にはコーンフレークが敷いてあります。トッピングのビネガーはカシス。色もキレイ。

飲む酢エキスプレ・ス・東京
□8:00~22:00(月~土)
8:00~21:00 (日・祝)
□無休
□千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内B1F グランスタ
□03-5224-4805
※前回の飲む酢エキスプレ・ス・東京は こちら

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7/25の寄り道グルメ
ベリーベリーパフェ(580円)
苺メニュー復活 これが600円でお釣りとは素晴らしいCPだ!

8/5の寄り道グルメ
ミルクジャムパフェ ティラミス風(500円)
ミルクジャムがチーズ風味なのね。チョコレートパウダーが振りかけられているので「ティラミス」風。

■町村農場 新丸ビル店(ミルクブティック/東京)
□11:00~21:00(日・祝日は~20:00)
□無休
□千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディングB1F
□03-5926-4900
※前回の町村農場は こちら

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8/1の寄り道グルメ

グリーン車ディナーは 3206 の生ハムとアボカドのサンドイッチ。

7/2に続きパンをテイクアウト。
グリーン車の中で食べるサンドイッチと、珍しく惣菜パン以外のものを購入しました。

生ハムとアボカドがたっぷりのフォカッチャサンド(470円)
とにかくこのフォカッチャがメチャウマ~(゜д゜)!!
何を挟んでもハズレはないはずですが、アボカドの熟れ具合が

ドンピシャでした。
とりあえずこの日はフォカッチャも買ってみた。

この日のお買い物は、フォカッチャ(110円)と、ソフトブレッド(4個で250円)
ソフトブレッドは名前と見た目に反して全然柔らかくないです。
パリパリ系の香ばしいテイストでした。

3206(ベーカリー、ケーキショップ/神谷町)
【移転しました】
□8:00~20:00 
□土・日・祝定休 
□港区虎ノ門3-20-6 大久保ビル1F
□03-5776-6532

【2015年7月追記】
※旧店舗をベーカリー厨房として使用、新店舗は日比谷通りに向かい数m先です。
□無休
□港区虎ノ門3-11-12 水野ビル 1F
□03-6721-5596
※前回の3206は こちら

ローストポーク(970円)
be Organic @グランスタに新しいメニューが登場したのでさっそく購入。丁寧にローストされた豚肉はとっても柔らかく、バジリコソースでサッパリといただけます。


シーフードサラダ(970円)と、3206のフォカッチャで作ったサンドイッチ。ローストポークを挟んでみました。

be Organic(デリショップ/東京)
【グランスタ店は撤退しました】
□8:00~22:00(月~土) 8:00~21:00 (日・祝)
□無休
□千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅構内B1F グランスタ
□03-3211-0067

※前回のbe Organicは こちら

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8/7の寄り道グルメ

8ヶ月ぶりの ディーン&デルーカ です。
初訪問の際に「CPも良いとは言えないし、リピートはないかな~」などと記事で紹介しましたが、あまりにも be Organic が続いたのでサンドイッチ目当てに再訪。

海老と夏野菜のトマトマリネ(525円)
トマト、茄子、アスパラガスと海老を、バジルとケッパーを加えて赤ワインビネガー、トマトピューレで和えたサラダ。
これはサッパリしていてかなり美味。しかし100gで525円って(゜д゜;) 相変わらずセレブ御用達価格だわ。

左:カプレーゼサンドイッチ(735円) 右:小海老とアボカドのクロワッサンサンド(630円)
どちらのサンドイッチもボリューム満点でとても美味しかったです。
前にもカプレーゼサンドを買ったのですが、チャバタが硬めだったせいでかぶりつくとトマトの汁が滴って難儀した覚えが。
しかし、今回のパンは食べ易くて○。クロワッサンサンドのワカモーレソースもクリーミーでいい感じ。
しかしせめてあと100円ほど安くならんかな~。
↑の3点購入で支払は1,890円(サンドイッチ2つと100gの惣菜で、ですよ)!
たしかこのお店、ブラピがグウィネス・パルトローと付き合っていた時、NYで何度もデリを買いに行ったことで有名になったよね。

DEAN&DELUCA
(グローサリー、ベーカリー、デリショップ/東京)
□8:00~22:00(月~土) 8:00~21:00 (日・祝)
□無休
□千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内B1F グランスタ
□03-5288-8040
※前回のディーン&デルーカは こちら
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