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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

晩夏の風景と秋の気配

2012年09月01日 06時04分10秒 | 週末農業・定年農業
残暑はまだまだ厳しいものがありますが、晩夏の風景の中にも秋の気配が感じられるようになりました。まず、日が短くなったと感じます。夕方六時過ぎにはもう太陽が西の山々に沈みますし、陽が落ちるとさすがに涼しさが感じられます。向日葵はすっかり下を向いて種を落とす体勢ですし、山間部の蓮の花も終わりが近いようです。

それでも、過ぎ行くものを惜しむばかりが晩夏の風情ではありません。来るべき秋に備えて、老母が畑の準備を始めました。先週末、ハクサイやムラサキキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、サニーレタスなどの苗をたくさん買い込みました。








軽トラックで運搬し、その日のうちにハクサイの植え付け作業を始めました。



耕したばかりの畑にレーキをかけ、平らにならします。畝をたててくぼませた溝に十分に水を与え、上から土をかぶせます。こうすると、表面上は乾いていますが、内部に水を十分に吸った列ができますので、上から移植べらで穴を開けると、濡れた土が黒く顔を出します。ここに水を補給しながら、苗を植え付けていくのだそうです。なるほどなるほど。畑の新米後継者は、いちいち合理性に感心してばかりです。




種子を蒔く野菜も、順次予定しているようです。毎年の間に身についた習慣と計画性が、84歳の老母の健全な心と健康を支えているようです。その強さを、私たちも見習わなくてはいけません。

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