プラチナの「プレッピー」万年筆は、インクが乾燥しにくいスリップシール機構を持つということで興味を持ち、購入(*1)はしたものの、実はほとんど使っていませんでした。私が使っている万年筆の中で、細字の黒は他にないだけにもっと使いそうなものですが、使おうという気が起きません。これはプレッピーのプラスチックがあまりにチープすぎるのが原因です。たとえば、スリップシール機構のためにキャップの開閉に予想以上に強い力が加わるためでしょうか、キャップを何度か外しただけなのですが、胴軸のねじ部分にすでにひびが入ってしまっています。

そのせいか、こんなふうにキャップが取れずに胴軸部だけがすっぽ抜けてしまいます。

仕方なく、ニチバンの絆創膏みたいなテープをぐるぐる巻きにしていますが、これでは実用にならないと判断せざるを得ません。スリップシール機構自体はよくできているだけに、信頼性の高い日本製品とは思えないほどで、残念な結果です。


当方、お気に入りの製品をほめることはすれ、欠点をあげつらうことは控えてきておりますが、スリップシール機構の長所が評価できるだけに、残念さが少々目に余りました。
(*1):文具店と書店探訪の成果は~「電網郊外散歩道」2011年12月

そのせいか、こんなふうにキャップが取れずに胴軸部だけがすっぽ抜けてしまいます。

仕方なく、ニチバンの絆創膏みたいなテープをぐるぐる巻きにしていますが、これでは実用にならないと判断せざるを得ません。スリップシール機構自体はよくできているだけに、信頼性の高い日本製品とは思えないほどで、残念な結果です。


当方、お気に入りの製品をほめることはすれ、欠点をあげつらうことは控えてきておりますが、スリップシール機構の長所が評価できるだけに、残念さが少々目に余りました。
(*1):文具店と書店探訪の成果は~「電網郊外散歩道」2011年12月