電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

HappyHacking Kyeboard Lite2 が届き、使い始める

2020年02月01日 06時00分11秒 | コンピュータ
過日、某密林に注文していた PFU の Happy Hacking Keyboard Lite2(*1) が届きました。思った以上にコンパクトで、しかもずしりと重いです。今までのペナペナなキーボードと比べると、まるで違います。




ぜんぶで68のキーからなり、ステップ・スカルプチャタイプのキートップで、打鍵の感触も昔の FMR キーボードのようなしっかりしたものです。US キーボードではなく日本語キーボードですが、かな刻印がないかわりにファンクションキーも省略されており、漢字キーや PrtSc、DEL などの専用キーもありません。また、Professional にはない矢印移動キーがあり、誤打しないように一段低いキートップとなっていて、実用的です。



備忘のために、Linux 上で気づいた点をまとめておきましょう。

  • かな漢字変換(Mozc)のON/OFFは、CTRL+Spaceでできる。(注:Ubuntu18.04にしたらできなくなった。半角/全角キーは左ALTキーの右隣りのHHキーに割り当てられているようだ。)
  • 文字種の変換でファンクションキーを使うには、Fnキーを押しながら数字キーに割り当てられたファンクションキーを使う。
  • ScreenShotを取るときは、Fnキーを押しながらIキーに割り当てられたPScキーを使う。
  • CTRLキーの位置が異なるが、Windows標準のCTRL+C/X/Vはそのまま使える。
  • CAPSキーもTABキーに割り当てられ、Fnキーと併用することで、英大文字になる。
  • 独立したDELキーがなくても Shift+→キーで範囲指定し BS キーで削除できるので、実用上は問題なし。

こんなところでしょうか。しばらくは、とっさにFnキーを使えず、少々もたついたりするかもしれませんが、しだいに慣れていくでしょう。むしろ、ふだんフルキーボードを使っている人よりノートパソコンを愛用している人のほうが、操作に慣れやすいかもしれません。何よりも、打鍵感覚とともにデスク上のスペース占有面積が最小なことがありがたいです。いい買い物でした。お値段は税込5,800円で、送料・手数料550円を加え、計6,350円也。



ただし、現在の製品にはキーボードにUSB端子が2つ付いていますが、残念ながら USB1.1 しか対応せず、現状では実用性には疑問があります。もしかすると、在庫製品を売り切ったところで新製品が発表されるのかもしれません。良質のキーボードは絶滅危惧種と言われるだけに、継続してほしいものです。



箱に描かれたペンギンは、Linux の生みの親である Linus Torvalds 氏のマスコットみたいだけど、何か関係があるのかな? Linux Ready という意味かな?

(*1): PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 仕様ページ

【追記】
Ubuntu 18.04 にしたら、Fn+TAB で かな漢字変換が起動してしまい、Caps Lock ができなくなった。Caps Lock にするには Fn+Shift+TAB でできる。

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