電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

雪咲じいさんが枯れ木に雪を咲かせたみたい

2021年02月18日 06時00分03秒 | 季節と行事
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんとおばあさんは、一匹のアホ猫をかわいがっていました。
ある日、アホ猫がおじいさんとおばあさんを庭木の陰に連れていき、
ここ掘れニャンニャンと鳴きます。
「どうしたアホ猫や、ウ◯コでもしたのか」
おじいさんはそう言いながら掘ってみました。
すると、中から空き缶に入った大きな桃の種が出てきました。
おばあさんが畑に植えてみると、立派な桃の木に育ちました。
実った桃は、それはそれは大きくて、桃太郎でも出てきそうな
大きさでした。あまり美味しかったので、となりの青島家の
意地悪婆さんに分けてあげました。
羨んだ意地悪バアさんは、秋になると葉っぱが落ちて飛んできて
迷惑だと難癖をつけて、桃の木を切り倒すように言いました。
おじいさんとおばあさんは、仕方なく桃の木を切り倒し、
囲炉裏でくべました。
すると、アホ猫が言いました。
「この灰で、枯れ木に花を咲かせましょう」
おじいさんとおばあさんは、アホ猫の言うことだからと外に出て、
枯れ木に灰をまきました。
すると、寒空に舞い上がった灰は雪を降らせ、
花ではなく、枯れ木に雪を咲かせたようになりました。
とっぴんぱらりのぷう。



いやはや、慣れないことはするもんじゃないと痛感しました(^o^)/
ワタクシには創作の才能はないみたいです(^o^)/wahaha
しかし、それにしてもまた雪! 今から除雪です。やれやれ。

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