電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

荒ぶる冬将軍を見る目

2022年01月13日 06時00分06秒 | 季節と行事
西高東低の典型的な冬型気圧配置となった水曜日は、一晩中風雪が吹き荒れました。おそらく、庄内地方は地吹雪がひどいのだろうと思われます。鶴岡あるいは酒田の市街地の中で暮らす分には問題ないけれど、通勤などで郊外へ出る必要のある人にとっては、場合によっては決死の覚悟で出かけなければいけない面もあるでしょう。若い頃に庄内に居住した経験があるだけに、暴風に近い季節風の激しさは実感としてわかります。峡谷を吹き抜けてくる最上地方も、相当の荒れ方だったのではと想像しています。



幸いに、県内では雪の少ない地帯である当地では、昨朝はなんとか除雪車の出動無しで過ごしましたが、午後には除雪機を出動させ、なんとか車の通り道を確保しました。予報によれば今日明日とかなりの積雪がある模様。暖冬の年は「今年の冬将軍は半端者が当番だったようだ」と評されるのですが、老母の言うとおり「今年の冬将軍は一丁前だな」ということなのでしょう。冬将軍の器量を値踏みする雪国の老婆の姿勢には、「いくら威勢が良くても夏までは持たない」と見限っている強さがあるようです。

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