電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

最近の通勤の音楽は生誕250年記念年にちなんで

2020年09月08日 06時01分18秒 | -協奏曲
フルタイムの勤務になって以来、以前と比較して通勤時間は半分になりましたが、やっぱり通勤時には音楽を聴いております。最近は、個人的にベートーヴェンの生誕250年記念年ということで、ピアノ協奏曲を取っ替え引っ替え聴いております。とくに、第4番と第5番を中心に、詩情あふれる緩徐楽章がお気に入りです。

例えば第4番では、当方には定番のレオン・フライシャー(Pf)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏をCDで、
Beethoven: Piano Concerto No. 4, Fleisher & Szell (1959) ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 フライシャー

あるいは、エミール・ギレリスに望まれて EMI に再録音したものを、やはりCDで。
Gilels / Szell, Beethoven Piano Concerto No.4 in G major Op.58

さらに、録音の見事さにも感嘆する、フリードリヒ・グルダ(Pf)、ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィルの演奏(CD)、などです。
Gulda / Stein, Beethoven Piano Concerto No.4 in G major, op.58


また、第5番「皇帝」では、やはりCD全集のフライシャー&セル/クリーヴランド管の演奏は実にみごとですし、
Beethoven: Piano Concerto No. 5, Fleisher & Szell (1961) ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 フライシャー

あるいは、全曲ではありませんが、グルダ(Pf)、ホルスト・シュタイン&ウィーンフィルによる「皇帝」の第2楽章。このしみじみとした美しい音楽が、たまりません。手元にはCDとLPがありますが、手っ取り早くネットからご紹介(^o^;)>poripori
Beethoven, Piano Concerto no. 5, Op. 73 - 2. Adagio un poco mosso (Friedrich Gulda)


新型コロナウィルス禍はうんざりすることが多いですが、それでも通勤の車中、朝晩こういう演奏を取っ替え引っ替え聴くことができ、帰宅すれば簡易な PC-audio を通じて現代の演奏をきくことができるのですから、やっぱりいい時代です、と言うべきでしょう。

現代の演奏、例えば2008年、エレーヌ・グリモー(Pf)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト交響楽団の演奏です。
Beethoven Piano Concerto No 5 Emperor Hélène Grimaud Paavo Järvi hr Sinfonieorchester



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