電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」とはこんな曲

2023年02月14日 06時00分35秒 | -協奏曲
    (写真はピアノの前に座る作曲家ラフマニノフ。Wikimedia commons より)

過日の山形交響楽団の第306回定期演奏会で演奏されたラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」とは、どんな曲なのか。クラシック音楽にはあまり馴染みがない方でも、通して聴いてみれば、例えば第18変奏、アンダンテ・カンタービレあたりで、「あ〜、聴いたことある!」となることが多いかもしれません。素人音楽愛好家の演奏会レポートに出てきた音楽がどんな曲なのか、今なら YouTube で共有することができますので、いくつかの演奏・録音をご紹介してみましょう。

まず、私がよく聴いている、ルービンシュタイン(Pf)、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団による1956年の録音;

Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini, Rubinstein & Reiner (1956) パガニーニの主題による狂詩曲 ルービンシュタイン


続いて、レナード・ペナリオのピアノ、アーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップス管弦楽団による1963年の録音;

LEONARD PENNARIO plays RACHMANINOV Paganini Rhapsody (1963)


このあたりは、すでにパブリック・ドメインになっていますので、安心して動画を挿入できますが、最近のものはどうかな? アンナ・フェドロヴァ(Pf)、ジェラルド・オスカンプ指揮、サウス・ウェストファリア管弦楽団による2018年の録音;

Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini - Anna Fedorova - Live Classical Music HD


じっくり聴くほどに魅力的な音楽です。今日は聖ヴァレンタイン・デーだそうですが、お菓子業界の陰謀に乗ってチョコをもらおうがあげようが関係なく、こういう曲を一つ一つ知っていくのはそれだけで一つの楽しみではないかと思います(^o^)/


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