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プラチナ万年筆(株)のプレスリリースによれば、Preppy万年筆の累計販売本数が1,000万本を達成(*1)したとのことです。発売以来10年を経て、デザインを一新してリニューアル新発売なのだとか。200円から300円へ、少しだけ値上げもあるようですが(^o^;)>poripori
Preppy万年筆は、販売元の表記によれば実は「プレピー」なのだそうですが、当ブログでは最初の時点で「プレッピー」と表記してしまいましたので、検索時のあいまいさを防ぐために、「プレッピー」で一貫しております。当方がこの廉価万年筆を初めて購入したのは、2011年の12月(*2)でした。
当初は、素材のプラスチックがあまりにもチープすぎると感じて、いまひとつ感心しませんでしたが、プラチナ社の古典ブルーブラック・インクを試筆するに及んで、このインクの「裏抜けしにくい」という美質を実感し、現在まで主力インクの座を確保するに至りました。モンブランの「マイスターシュテュック149」にもこのインクを使っていますが、最初のきっかけはまさにプレッピー万年筆でした。インクを入れたまま放置してもしばらくは大丈夫ですので、細字と中字を計三本も愛用しています。
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個人的には、1本200円の万年筆という驚きとともに、安くてもしっかりと実用性があることにもびっくりしました。開発・販売側から見れば、乾燥しにくいという特性が同社の高級万年筆にも波及して、スリップシール機構という仕組みを生み出したことも大きな功績でしょう。社会的には、万年筆という筆記具への再注目と回帰をもたらした功績が、一番大きいかもしれません。
(*1):Preppy累計販売1000万本達成〜プラチナ万年筆プレスリリース
(*2):文具店と書店探訪の成果は~「電網郊外散歩道」2011年12月
Preppy万年筆は、販売元の表記によれば実は「プレピー」なのだそうですが、当ブログでは最初の時点で「プレッピー」と表記してしまいましたので、検索時のあいまいさを防ぐために、「プレッピー」で一貫しております。当方がこの廉価万年筆を初めて購入したのは、2011年の12月(*2)でした。
当初は、素材のプラスチックがあまりにもチープすぎると感じて、いまひとつ感心しませんでしたが、プラチナ社の古典ブルーブラック・インクを試筆するに及んで、このインクの「裏抜けしにくい」という美質を実感し、現在まで主力インクの座を確保するに至りました。モンブランの「マイスターシュテュック149」にもこのインクを使っていますが、最初のきっかけはまさにプレッピー万年筆でした。インクを入れたまま放置してもしばらくは大丈夫ですので、細字と中字を計三本も愛用しています。
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個人的には、1本200円の万年筆という驚きとともに、安くてもしっかりと実用性があることにもびっくりしました。開発・販売側から見れば、乾燥しにくいという特性が同社の高級万年筆にも波及して、スリップシール機構という仕組みを生み出したことも大きな功績でしょう。社会的には、万年筆という筆記具への再注目と回帰をもたらした功績が、一番大きいかもしれません。
(*1):Preppy累計販売1000万本達成〜プラチナ万年筆プレスリリース
(*2):文具店と書店探訪の成果は~「電網郊外散歩道」2011年12月
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