電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今年のサクランボの作況は〜【業務連絡】:パッケージの変更ほか

2021年06月03日 06時01分58秒 | 週末農業・定年農業
6月になり、いよいよ待ったなしのサクランボ収穫シーズン突入です。昨日、1日から早生種「紅さやか」の収穫を開始したところですが、今年の作況は四月の霜の害が響き、地元紙・山形新聞によれば、県全体で30%以上の減収になる見通し(*1)とのことです。我が家でも、自宅裏の豪雪と野ネズミによる被害が深刻で、老木は軒並みやられてしまいました。ただし、亡父が植えた若木ともう一つの果樹園のほうは豪雪被害はそれほどでもなく、霜による被害状況が心配なところです。


 (紅さやか)

現状では、早生種「紅さやか」はあまり被害を受けていなくて、開花期の遅い晩生種(南陽、ナポレオン、紅秀峰など)は被害が大きく、本来ならザクザクなるはずの実の付き方が明らかに悪く、まばらな状況です。主力の佐藤錦はその中間で、やや影響を受けているけれど晩生種ほどではない、というところでしょうか。おそらく、佐藤錦の開花時期が当地よりも数日遅くなる山間部や県北部などでは、相当に被害が深刻なのではないかと懸念しています。


 (紅さやかの初収穫)

 (脚立の登り降りでくたびれます。)

 (紅さやかの現状)



【業務連絡】6月2日(水)〜6月12日(土)まで

そんなわけで、ブログを介した産直の試みも拡大できる状況にはなく、従来お申し込みいただいている皆さんに確実にお送りできるようにすることが当面の課題です。


 (農協出荷用の 200gフードパック サンプル)

もう一つ、雇い人の人たちの高齢化もあり、選果作業の見直しを行っています。その関連で、従来の500gパック3段手詰めを廃止し、農協に出荷するときと同型のパッケージ:
 ■200gフードパック×8個入り1箱(1.6kg) 4,000円、送料別
 ■200gフードパック×4個入り1箱(0.8kg) 2,400円、送料別
としたいと考えています。200gフードパックは蓋付きですので、ご近所におすそ分けとか土産に持たせるなどの場合には便利かと思います。(実際には、出荷に伴う乾燥=水分減少を考慮し、フードパック1個あたり 220g を基準に詰めています。)

昨年までお申し込みいただいた皆様、今年からはそんな形でお送りしますが、差し支えなければどうぞお申し込みください。その際は、例によって
 送り先:郵便番号、住所、氏名、電話番号、数量
 差出人:郵便番号、住所、氏名、電話番号
を当方の @nifty のメールアドレスにお知らせください。
(念のため、受け取り不可能な日がある場合はお知らせください。)
なお、発送はクロネコ便で6月中下旬を予定しています。

(*1):県内生産者ら「打撃だ」「記憶にない」サクランボ不振、窮状見通す声〜山形新聞オンライン2021年5月28日付け


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