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「木の上の軍隊」井上ひさしさんが沖縄の伊江島で実際にあった実話を元に描いた芝居!6月26日、沖縄公演!

2019-05-10 07:36:43 | 沖縄演劇
以前、パレット久茂地のパレット劇場で井上ひさしの作品を上演している。「こまつ座」の舞台、太平洋戦争当時、米国に実在した日系人強制収容所を舞台とする「マンザナ、わが町」」である。井上ひさしのこの優れた舞台は、残念ながら集客率は悪かった。

優れた作品の上演でも、広報が弱いと集客は悪い。一般に現代劇に疎い傾向にある沖縄の観衆かもしれない。昨今若者の現代演劇上演は盛んだが、そして老舗の劇団創造のプロデュースはいつでも満杯だが、地縁、血縁、メディアの後押しがあってのことだ。大和(中央)からやってくる舞台作品はなぜか集客が悪くなる。かなりの制作活動を繰り広げないといけないのだろう。
 「木の上の軍隊」は確か映像作家として注目を浴びて東京芸大が抜擢した山城千佳子さんなども美術でかかわり、沖縄の演劇集団が上演している。題名は異なるかもしれない。以前のデータを確認しないといけない。沖縄の伊江島で実際にあった物語で佐久田さんという方が書いたのだと裏覚えである。
 共催が琉球新報と沖縄市まちづくり文化コンソーシアムだから、広報はかなりいいのかもしれない。チケット代金が『琉球舞踊保存会』の保持者公演の5000円のように高くなければいいね。この新聞記事にはチケット代金は紹介していないね。3000円以内、できれば2000~2500円がいい。


戦争をテーマにした舞台は集客率は高くなる傾向にある沖縄だ。それだけ戦争の負の側面が身体に精神にまだまだこびりついているのである。「戦後は終わっていない」は「恒常的戦争」は巨大な米軍基地とともにあり続ける沖縄ゆえにだろうか。、

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