
NHKの「私が初めて創ったドラマ」という番組の放映はちょうど吉田さんがパレット市民劇場で親泊興照氏の歌劇を上演した同じ日、NHKハイビジョンで上映された。同番組は、1月25日(木)23:45-24:10、NHK-BS2で再び上映される。妙子さんは、作・演出の山崎隆博さんから二枚のDVDをいただいたという事で翌日には見ることができたようだ。録画予約をしていなかったので良かった。二人でシュガーホールの『新、黄金の瓜ざね』を見た後、遅い昼食を「くるくま」でとった。タイ料理のカレーを食べたが、辛口と甘口のカレーで水をたくさん飲んだのでお腹がすぐにいっぱいなった。寒風が吹きつける中、ぎりぎりでまだセーファ御嶽に行ったことがないという吉田さんをせかしてセーファに行った。そして彼女を送り届けた時はすでに夜の7時になっていた。それからDVD「沖縄ドライバーズノート」を見た。ドライブ途中、あるいはセーファー御嶽での吉田さんのコメントがユー二―クだった。ここで彼女の感性あふれることばを開示するのはもったいないのでやめるが、それらを含めて吉田妙子論でも書きたい。また親泊興照の芸風や作風のエキスについては結構いろいろ学ぶ所が多かった、という事だけここで言及しておこう。親泊さんの個性がしっかり形を伴って迫ってきたのは事実だ。それらのこともことばに残すことが問われている。
さてこの25分のドラマは面白かった。羹X雄演じる「×2」の32歳のドライバー新城の父親が残していたお客さんノートが貴重な形見の品だった。そしてその日ももまた空港に吉田妙子ふんする82歳の女性が15歳の孫と一緒にやってきた。30年間彼女は毎年同じ期日に沖縄にやってきて、読谷のビーチで幼馴染の恋人に会っていたのである。一年に一度七夕の彦星と織姫のようにーー。浜辺でただ三線に乗せられた歌を聞き、歌い踊るそしてそっと彼の胸に顔を寄せる。初恋の甘い思いでがよみがえる。すでに80代の二人にはそれぞれの家族がいる。そしてかつ二人は一年に一度ただ浜辺で会うのである。
生きているという事を確かめ合うように、見つめあう老いた二人の顔は喜びにあふれている。単純に「ああいいなー」と思った。こんな秘められた恋(愛)もいいなー!照屋政雄さんもいい雰囲気である。三線のうまい味のあるオジーである。それにしても沖縄の海はきれい!映像でみてもいいね。海はいつでもいい!生きている浮世の恋心を絶やしたくない。生きているほのかな喜びを誰が切りさくことができようーーー?!
ありそうでありえない、でもありそうな80代ペアーの恋!このドライバーズノートは連作が可能だろう。次々多くの観光客が沖縄にやってくる。無限の人生ドラマがあるに違いない。人は誰でもそれぞれの人生ドラマの主人公なのだから!
やはり創作を、形にしたい!
<写真は80代の素敵な恋人たち!表情がいいね!>
さてこの25分のドラマは面白かった。羹X雄演じる「×2」の32歳のドライバー新城の父親が残していたお客さんノートが貴重な形見の品だった。そしてその日ももまた空港に吉田妙子ふんする82歳の女性が15歳の孫と一緒にやってきた。30年間彼女は毎年同じ期日に沖縄にやってきて、読谷のビーチで幼馴染の恋人に会っていたのである。一年に一度七夕の彦星と織姫のようにーー。浜辺でただ三線に乗せられた歌を聞き、歌い踊るそしてそっと彼の胸に顔を寄せる。初恋の甘い思いでがよみがえる。すでに80代の二人にはそれぞれの家族がいる。そしてかつ二人は一年に一度ただ浜辺で会うのである。
生きているという事を確かめ合うように、見つめあう老いた二人の顔は喜びにあふれている。単純に「ああいいなー」と思った。こんな秘められた恋(愛)もいいなー!照屋政雄さんもいい雰囲気である。三線のうまい味のあるオジーである。それにしても沖縄の海はきれい!映像でみてもいいね。海はいつでもいい!生きている浮世の恋心を絶やしたくない。生きているほのかな喜びを誰が切りさくことができようーーー?!
ありそうでありえない、でもありそうな80代ペアーの恋!このドライバーズノートは連作が可能だろう。次々多くの観光客が沖縄にやってくる。無限の人生ドラマがあるに違いない。人は誰でもそれぞれの人生ドラマの主人公なのだから!
やはり創作を、形にしたい!
<写真は80代の素敵な恋人たち!表情がいいね!>