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世界をシンプルに翻訳してみよう:ウェブ漫画家、ランドール・マンロー←いいね!

2016-12-14 13:18:34 | IT・AI・工科学

以下、転載です。学生の1人がランドールさんのTEDについて報告するので見てみました。難しい科学・物理学・天文学を分りやすく漫画、図表で説明している方ですね。謝!

http://wired.jp/2016/11/23/randall-munro/←学生がどう紹介するのか、楽しみです!

世界をシンプルに翻訳してみよう:ウェブ漫画家、ランドール・マンロー

難解なものごとをシンプルに説明することにかけて、ランドール・マンローの右に出る者はいないだろう。加速器も宇宙ステーションも憲法も、彼の手にかかればあっという間にゆるいイラストと簡単な説明書きに翻訳されてしまう。元NASA研究員という異色の経歴をもち、最新作『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた 』が発売となったばかりのウェブ漫画家に、インスピレーションの源と思考法を訊いた。

PHOTOGRAPH BY KOUTAROU WASHIZAKI
INTERVIEW BY TOMONARI COTANI
TEXT BY WIRED.jp_A

ランドール・マンロー

RANDALL MUNROE︱ランドール・マンロー
1984年ペンシルヴェニア州イーストン生まれ。ウェブ漫画家/アーティスト。クリストファー・ニューポート大学で物理学を学んだのち、NASAラングレー研究所でロボット開発に従事。2006年にNASAを辞職したのちにウェブ漫画家となり、以来ヒューゴー賞に3度ノミネートされている。著書に『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』(いずれも早川書房より)。

毎年、年末に「読むべき今年のベスト本」を公開しているビル・ゲイツ。2015年、そのリストに登場したのが、日本で2016年11月22日に発売されたばかりの『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』だ。

この本はいわば、あらゆるものの“設計図”。カメラや洗濯機といった身の回りの機械からはじまり、国際宇宙ステーションや生態系、アメリカ合衆国憲法まで、さまざまなものの構造や仕組みを解説している。と、ここまではよくある百科事典のようだ。しかし、この本の特徴は、その驚くほどのわかりやすさにある。

「テクトニックプレート」もこの本では「みんながのっかっている大きな平たい岩」だし、「大型ハドロン衝突型加速器」なんて難しそうな名前も「すごく小さいものどうしをぶつけるためのばかでかいマシン」といわれれば、とっかかりやすい。「コンセプトが素晴らしい。もし何かをシンプルな言葉で説明できないのであれば、それについてきちんと理解できていないということなのだから」と、ゲイツは自身のブログで紹介している。

『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』

本書では、専門用語は一切使われていない。子どもでもわかるシンプルな言葉とリアルさとゆるさが共存するイラストだけで、あらゆるものごとを解説している。『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』〈早川書房〉。

 

この本の著者はアメリカのウェブ漫画家ランドール・ マンロー。大学で物理学を専攻ののち、NASAのラングレー研究所でロボティクスの研究に従事、その後漫画家に転身するという異色の経歴をもっている。

彼を一躍有名にしたのは、彼が自身のブログサイトxkcd.comのなかで連載している「What If?」というQ&Aコーナーだ。「どのくらい高い空から落とせば、その熱でステーキが焼けますか?」「人類総がかりでレーザーポインターで照らしたら月の光は変わる?」といった質問に、マンローが物理学や数学などの知識を使ってわかりやすく答えるというものである。連載は2014年に書籍化され、ロング&ベストセラーとなった(2015年6月には、『ホワット・イフ? 野球のボールを光速で投げたらどうなるか』という邦題で日本版が発売されている)。


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