志情(しなさき)の海へ

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方法としてのアジア/方法としての沖縄 ワークショップ【国家の犯罪、民衆の記憶】ご紹介!

2011-04-06 21:31:29 | グローカルな文化現象
 沖縄大学地域研究所からの面白そうなワークショップのご案内です!世界の知の構築の在りようが問われているようだ!原発は世界的規模の課題であり、原発を多く持っているフランスの知識人・哲学者・活動家が何をどう語るのか、興味深い!
「国家の犯罪、民衆の記憶」という題目はそのまま日本国家やアメリカ国家が沖縄に振るっている犯罪と、あくまで抵抗し続ける沖縄の民衆そのものではないのか、などと思う。世界各地で国家犯罪と闘う民衆の姿があるのはその通りなのだろうが、どうグラス・ルーツが結びあえるかは、常に運動論としても問われ続けているのだろう。植民地大学内でどう植民地を解放しえるかも問われている。境界を、国民国家的制度内の大学を壊せるか?戦前の沖縄は官公庁内も教育現場もすべて大和人が牛耳っていたのである。その流れがじわりと続いているのかな?脱構築という時、自らを切り刻むことができるか、問われる。厳しい!
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OKINAWASIAS WORKSHOP 2011
方法としてのアジア/方法としての沖縄 ワークショップ
         「国家の犯罪、民衆の記憶」
 未曾有の災害と原発事故、軍隊と国家、資本の可視/不可視の暴力
-20世紀から21世紀へ、人びとの命、暮らし、共同体と社会はどこに向かうのか。
アジアに生きる私たちは、いったい何を手がかりとして、どんな生き方ができるだろうか?
 フランスの社会運動、脱原発運動、文化実践にかかわる政治哲学者アラン・ブロッサとアーティストのコリン・コバヤシを迎えて、現代世界の国家の犯罪、それに抗う民衆の記憶をめぐって、アジアとヨーロッパ、沖縄とフランスをむすんで、国境を超えて一緒に考えてみたいと思います。
 ◆日 時:2011年4月16日(土)午後6時~

 ◆会 場:沖縄大学 本館1階 ホワイエ

 ◆ゲスト:アラン・ブロッサ 氏(パリ第8大学、政治学者)
      :コリン・コバヤシ 氏(アーティスト、アクティヴィスト)
 
 ◆参加費:500円(予約不要。)

 ◆主 催:沖縄大学地域研究所共同研究班「方法としてのアジア/沖縄」
<同時開催>
 シネマカフェ「国家の犯罪、民衆の記憶」
  
  ◇日時:2011年4月16日(土)午前11時~
  
  ◇会場:沖縄大学ミニシアター(入場無料・予約不要)
   
  ◇上映作品
       11:00~「境界の作家たち」
       12:30~「生きてるうちが花なのよ死んだらおしまいよ党宣言」
       14:30~「コンディション・デルタ・オキナワ」
       15:10~「GAZAstrophe」
       16:50~「やんばるからのメッセージ―東村高江の記録—」
   ※上映作品について、当日予告なく変更される可能性もあります。あらかじめご了解ください。



       
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お問い合わせ先
 沖縄大学地域研究所
  電 話:098-832-5599
  e-mail:chiken@okinawa-u.ac.jp


<写真は今もミュンヘンにあるダッハウ強制収容所(観光地)>

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