一元的な世界の無機質さと書いて、さて何が一元的か〜?モニスティックと言う事でもあるが、それは、地球惑星や地球村、人類、ホモサピエンスの言葉に集約されるだろうか。
昨今はNEW WORLD ORDER、英語の略字NWOがやたら目につく。そしてトランスヒューマンである。Trans-humanismはダーウィンの進化論以降必然的に登場したのではなくヘーゲルの弁証法以降なのだろうか。
人類史の膨大な痕跡、破壊と創造を繰り返しながらかつ新たなモノ・コト・アイディア・発見を生み出していく。そして近未来は意外ではないのかもしれないが、SFやアニメが先取りしているようだ。
AIやバイオテクノロジー、IT、宇宙物理学、果てしなく地球惑星を超えて行く。しかし有史以前の人類もまた同じ天体を見つめて日々を生き、拠り所にしていた。同じ太陽や月の恩恵を受けていた。
と思いを膨らませるや、ささやかな感動がやってくる。
されど、まだまだ利害・権益の対立の中で、民族間や国家間の殺し合いが続いているこの地球社会〜!
そして今頭上を金属音をこれみよがしにがなりたてて、ステレス戦闘機が通り過ぎる。F35だろうか。F16か?嘉手納にやってきたようだ。最近同じ金属音が襲っている。目の前のアリアケカズラは陽を浴びても項垂れて見える。花々は謙虚に佇んでいる。
陽射しが優しく見える。
話は見出しからそれたが、グローバリズムに大いに沖縄のローカリズムは対抗ではなく対応しているのだと、年中盛んな祭り事の多彩さにハッとさせられる。
今年の元旦から新聞をまた購読しているが、ローカル記事の豊穣さに驚いている。
地域の民俗芸能の豊穣さに改めて感銘を受ける。先輩の女性がまた文学賞を受賞した小さな記事を含め、ニュースソースとしての新聞は凄い。批評は伴わないが、記録、伝達機能は面白い。だからどうなのさ?かもしれないが、一方でSNSのXやyoutubeは国内の事象や海外の動向を知る窓になっている。
何より、沖縄で盛んな伝統芸能は、極めて沖縄アイデンティティのコアなんだね。琉球国時代から培われてきた衣食住、文化表象の伝統をどう保存継承し新たに再創造していくか、多方面で取り組まれている。
同じ現象は世界各地で見受けられる人類史の現況だと、国際学会やアジアに特化された研究会に参加しての感想だが、さて多極化に向かう潮流の中で、より人間のみならずあらゆる生態系に優しい自然環境、社会、国の体形は何が好ましいのか、たまに、立ち止まって考えてみるのは悪くない。
さて今日は友人の誕生日!ささやかなプレゼント、庭で取れたゴーヤーを持っていくつもり〜!