志情(しなさき)の海へ

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友人が沖縄差別やヘイト、冷笑主義について琉球新報のシンポに行ったと熱く話していた!昨今ネットインフルエンサーのひろゆきなどの辺野古発言など、ネット上での右傾化するヘイトへの危惧だろうか?

2023-11-14 10:48:47 | グローカルな文化現象
  (鴨長明の座像/京都の友人の実家が下鴨神社の近くで、立ち寄った!)
仕事の関係でシンポには行けなかったが特集が22日の紙面で展開されるというので楽しみにしている。
 友人は観客席とパネラーの間にも熱気があり、それぞれの支持者のサポートもあったと話していた。女性が多い登壇も興味深かったが、琉球独立学会の関係者も登壇で、辛さんや安田さんは日本における差別やヘイト関係の論者でもある。辛さんのマイノリティーレポートはたまに視聴するが、それも豆ではない。
 綿野恵太の本『逆張りの研究』の序章がネットで紹介されていてそれを読んだ。友人は大学人だったが、沖縄の音楽界で名の知れた教授は冷笑的で沖縄でのデモなどに冷ややかだったとラインで送ってきた。なるほど~。沖縄で大学などや大企業の支店や公共的な組織でいいポジションにいるインテリ層の「~のために頑張っている」そのそぶりが気に食わないとも話すのだが、その上から目線でまるで植民地にきて、上から助けてあげる、正義の騎士のような感覚になるヤマトンチューがいるんだよね、とくる。
 なるほどで、まぁほとんど50%以上が沖縄出身ではない大学の教員も多い昨今で、地元の声や感性がどれだけ反映されているか、は統計データーを見ないと分からない。そもそも沖縄と他府県の差異が大学などの現場でどれだけの違いがあるかも含め、職業的な面では、XX出身などは、さほど問題にならない能力主義のニューリベラリズムが本道にも見えるのだが、どうなのだろう。
 シニカルな人間はXX出身に関係ないと言えないだろうか。いわゆる冷笑的で差別的でサディスティックな人間はどこにもいる。
 社会が中央政府を頭にピラミッド型の日本の仕組みは末端まで透徹されているわけで、行政そのもの、教育体系(文部科学省ゆえに)そのものが同じシステムで動いている。その恩恵をうけている沖縄であり、かつ疎外もされている。
 米軍基地が大きな癌のように巣くっているのが事実だ。
 ほら今軍用ヘリが上空を飛んでいる。自衛隊機と米軍戦闘機が混在している。金属音はステレス戦闘機でヘリは爆音を放ちながら飛んでいるこの沖縄である。
 抵抗し、闘う人々をシニカルに観る。冷笑主義や差別の行きつくところはどこだろう。その個人に跳ね返っていくのが結末だろうか。
ネット上の逆張りについて、それが激しく展開しているのはSNSだ。多様な言論の自由を許容するXなどは組織的なレス、反論、いやがらせも多い。意図的に正論と思える声を攻撃する。圧倒的に右傾化している中で、それに対抗する声は弱いイメージもあるがされどそうでもない。
 X(ツイター)を分析し、豆に声を発信しているわけでもないので、統合的な傾向・動向について、こうだと言える確証はないが、類は類を呼ぶで似た傾向の方々とつながっていく流れはありそうだ。しかもネット上では海外のサイトも自由にアクセスできるので、それを翻訳して動画などもあげる方々も増えている。直に海外ジャーナルやツイター(X)にアクセスもできるので、例えばIsraelとガザの現況の動画や写真が世界の反応がすぐキャッチできるのも事実である。
 それで沖縄ヘイトや差別について~、どうなのだという事だが、右傾化する中央日本の動向は組織的なバックアップもあり、メインメディアが政府寄りの報道を続けている限り、それに反する声が弱いきらいはあるし、国会議員で本音で声を上げている方々には蟻のように意図的に揶揄するレスがなされている。それらの有象無象に関係なく声を発信する姿勢が必要で、大学の名誉教授のツイートも批判にさらされたりする。
 表の真実と隠された真実があるゆえでもありそうだ。表上の事実や真実なのか、ややもすると作られた偽りの事実関係で論が組みたてられたりしている。どれだけの情報を元に、どのような知性や感性、実際のアクションを基に発言しているのか、絶えず問われているようだ。
 ある側面では妥当な、インパクトのある発信をしてもある事柄に関しては、ネット上で明らかにされている事実関係にそぐわない無知を晒してもいる。多様性だが、一つで括れない。沖縄差別やヘイトも一つにくくれないのかもしれない。いつぞや在日韓国人の大学教員が語っていたのだが、在日とか民族性など関係ないですよね。職業なんですよ。医者とか教授か社長とかの属性なんですよね、と。それが集団となると集団サイキも起こる。民族主義の弊害もある。
 21世紀に入ってかなりの変化の中に生きている現況。
 政府を100%信じられない免疫力を持っている沖縄だが、さて煽られ乗せられた与那国や石垣宮古島は自衛隊基地の増強の渦中にある。沖縄の各行政の首脳陣は、判断を誤っていないだろうか。
 変わらない米軍基地に拡大される自衛隊基地のこの島々、リベラル左派も煽って危機を演出しているきらいがある。命どぅ宝の沖縄の政治家も子供や妊婦へのワク接種推進に励んだのだ。共同病院も〜。良識の府であるべき大学も〜。差別やシニシズムの前にコロナプランデミックにシンポジウムの発言者がどう対応したのかに関心がある。
 残念ながら友人は二回も接種している。何も疑わなかったのである。
 猫が邪魔して中断。

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