志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

中国人が沖縄で披露し、琉球王府時代に盛んだった【将棋】の本の編集をする仲村顕はいつも沈着!

2011-07-03 23:28:24 | グローカルな文化現象
県立図書館の郷土資料室へ行くとたまに教え子の仲村君に会う。彼はとても貴重な本の出版を8月に控えていてその緻密な検証をしている最中だった。私はある芝居戯作者について調べるために閉館前にやってきたのだった。仲村君の冷静なスタンスにいつも圧倒される。今後、仲村君が沖縄の歴史や文化事象に関連していい本を出版していくだろうことは十二分に推察できる。

もう数年前から大学院へ行ったらと勧めていたのだが、彼はすでにその才能を評価されて県立芸大で博士論文を書き終えた面々も執筆者にして編集しているのである。博士課程のゼミに参加し、この間かなり鍛えられたことがわかる。このように人がある対象に向かってひたすら掘っている痕跡を見るのは嬉しい。何事も地味な取組みの繰り返しである。地味な繰り返しの中で見えてくるものがある。朝からただ一人の人物の痕跡を求めて新聞資料などをめくっていた。しかし目ぼしい記録は見られない。それでも、と見えてくる何かがあるはずで、それが戦後書かれた文章からやってきた。

仲村君の本の中で沖縄語(ウチナーグチ)と記されている個所があり、ルビを振らないところも、例えば盗人(ヌスルー)という表記にしている所とか、とても好ましく思えた。教え子がこのようにいいテーマに向き合って本を発行していくという事が何やら嬉しい一日だった。

しかし翻って自らを見つめると、この間どんな掘り下げがなされたの?と問うと、感性の渦の中に留まっていた、ということが見えてくる。垂直に何をどれだけ掘り進めてきたのだろうか?渦の中で振りまわされてきた人生の嵐が凪に向かっていきそうで、そうでもない時に立ち尽くしている。

ああそういえば水谷八重子さんはメールには必ず応答される大女優である!返信にもしっかり答えてくださった。ぜひ彼女の舞台を見たい!それを今年は実現する年にしよう。可能ならばはやりご本人からいろいろとお母様の事も含めてお話をお聞きしたいと切に念じるばかりである。


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