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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

言葉と真に出会う瞬間 『四月は少し冷たくて』

2015-05-25 03:44:40 | 表象文化/表象文化研究会

20代の若者が言った。「おれは結婚しないかもしれないしするかもしれない。今時の若者は賢いから見かけだけで判断しないよ」と。さらに「1、2年でも同棲して本当にいっしょに生きていける相手か判断するよー」

「フランス式がいいね。婚姻届を出しているいないにかかわらず子供の養育に関する社会保障が同じで、籍を同じにしていないから、離婚もない」

「何時間でもいっしょにいて話が尽きない相手がいいわよ。飽きないし、趣味が一緒もいいね」

「現実と虚構が逆転しているような関係ではなく、自分の感性に正直に生きていけたら幸せかもしれない」

「年をとっても手をつないでいる仲良しの夫婦が理想だね」

「そんな夫婦はいても1割いるかな」

「そうね。欺瞞、偽善、義理、惰性、孤独、疎外は多いかもしれない」

「孤独に一人さびしく人は逝くんだね」と言ったことばがあった。

「愛がない関係性の荒みにもオアシスの対象がいたらまだ救いはありえる」

「XXさんが沖縄にいたら」と、言った。

ことばがからみあうパートナーにことばをひたすら投げることがまだできる君は幸せなんだ!

しかし君にことばをなげることはできない。常にそこには軋みがあり、マグマが沸騰し続けるだけだ。

ひとは本当のことばにあまりであえないのかもしれない。

ほんとうのことばはほんとうの愛?

ほんとうの言葉にであっているだろうか?

「茶道をしている女性の落ちついたことばに僕は惹かれた」と、若者がいった。

「声音じゃないんだ。ことばの美しさのようなものかな」

「女性を美化しすぎて独身、の男たちがけっこう、いるみたいよ、そうならないでね」

「話して飽きない、楽しめるひとがいいよ」

人の趣向(生き方)は、それぞれだから何とも言えない男女の愛の世界。

否定される模範は鶯色

ホーホケキョは祈りの鳴き声

 

 


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