
≪The Roaring Girl byThomas Dekker & Thomas Middleton at RSC)
We're here in Stratford-Upon-Avon, and the town is beautiful remaining the 16th century England houses and secnery.シェイクスピアの生誕地にRSC Royal Shakespeare Companyがドカンと建っていて、世界中からシェイクスピア(全36作)が上演されるRSCの舞台公演を観劇に来る。シェイクスピア作品は、イギリスのNational Theatreやグローブ座(民間の劇場公演で寄付金で成り立ち、シェイクスピア時代のオリジナルを追求、現在のグローバル時代の感性に沿った公演を続けている)だけではなく多くの劇場で公演がなされていて、国家的にかなりサポートされているのが、RSCとナショナルシアターということだ。(鈴木雅恵先生情報)
以前、まだ学生の頃、アメリカに留学する前にイギリスに立ち寄った時、学生student ID card でトップ席で舞台を見た事が思い出された。あの頃はイギリスはROYAL FAMILY よりもシェイクスピアの影響が大きいと思ったのだが、今回も同じ思いがする。来たかったStratfor-Upon-Avonに来る機会を得て、本当に良かった。伝統(歴史)、街、建物、作品、舞台、観光、保存、時代にそった文化行政、美的伝統、普遍的価値など、いろいろ考えさせられる。沖縄だと玉城朝薫を軸に据えた文化政策がもっとなされていいね。沖縄の文化行政の担当者の知的レヴェルのUPのために芸大は西欧演劇やその他の世界演劇を網羅した講座を提供する必要があるね。独自の文化・伝統の保存・継承・革新など常に問われるが、かつ、このグロ―カル時代に沿った対応が常に要求されているのだろう。外から逆に迫ってきているのが現実だね。(その事例は後で論じたい!)
私自身の研究発表課題がgender stratification でジェンダーとPERFORMING ARTSが主軸になるので、ジェンダーを絡めたRSCの舞台公演を観ることになった。The Roaring Girlである。男装する女性の登場だ。小劇場で音楽のライブも絡めたビクトリア朝時代の女性の闊達な働きが興味深かった。中身に関しては後で紹介したい。パンフとテキストの写真だけUP.
夜の街の光景
夜のRSC
The Roaring Girlのポスター
スワン劇場のロビーで with Masae
RSC: Royal Shakespeare Company
ホテル入口のお花が愛らしい!
Mercure & Shakespeare Hotel 高めのホテルだが、部屋は広々!
こうしたお花が目を惹きつけ心を和ませる!
16世紀の伝統的家屋が並ぶ。いいね!
町の中心にある時計塔(?)観光客が多い!
[以下、メモ]
RSCは黒人やアラブ系は入っているが、東アジア系の役者は見えない。舞台用のイギリス英語が話せるかどうか?蜷川がRSCでリア王を上演したことがあるが(、英語公演)日本人役者が二人演じた。FOOLの役である。
RSCもグローブ座もシェイクスピアの同時代の作品をどんどん上演しているが、今年は女性にスポットを当てた舞台公演をしている、とは鈴木情報である。
(1970年代はピーターブルックの影響の舞台公演が続いた。英語はブリティッシュ、イギリス人の現代服が多い。舞台設定の時代背景が20世紀にしたり21世紀にする。80年代のアメリカ留学中に見たシェイクスピアもどちらかというと新しい時代設定が多かったと記憶している)