2つ前のブログから散々話題に出ている星空観察会について日記しておきます。
「なす高原自然の家」と言う研修等で使う宿泊施設からの依頼で急遽星空観察会を行う事になりましたが、この季節ですから外での実際の観察は望めないと踏んで、屋内でのプロジェクタや例のプラネタリウムを駆使して与えられた1時間半をなんとか乗り切るしかありません。
投影する星の写真や自作のビデオ、パワーポイントで独自に図解資料を作成したりと準備を進めて来ました。
私はこんな観察会の時は、何時も自費で全員に私の撮った写真をあげる事にしています。今回も15種類、120枚の写真を印刷しました。
相手は中学一年生約120名。 中学生になって複数の小学校の子たちが集まるためコミュニケーションを図るための宿泊学習です。
学校の行事の一環なので、何時も平日の依頼となるので会社は休むしかありあせん。会社の仕事が忙しいときは断わざるを得ません。 今回は翌日地域イベントのビデオ撮影だし迷いましたが、星仲間のマツさんが居たので、OK出したらその直後に仕事で出られないとの事。
屋内実施の際にはマツさんの語りが無いとちょっと不安です。
でも、この人数の子供たちでは晴れたら晴れたで大変な事になります。 時間の空いた子供たちを制御するのは難しく、暗いところですから隠れて好き勝手な事を始めます。 なので、屋内だけの方が準備は大変ですが意外と楽だったりします。
さて、当日。
那須高原の中腹にある施設で斜面地形を生かしたかなり大きな地下?(地面の中ではありませんが1Fが最上階でロビー)4階建ての施設です。
ここが今回の舞台。200名くらい入れるホールです。
3時には現地に入って準備を進めましたが、途中このホールで子供たちの入館式があり、4時半まで中断。
5時を過ぎたころ晴れ出して北の空には青空が広がって来ました。これは大変と、急遽プログラムを変えて、後半は外で天然観察会に切り替える事にし、早速望遠鏡を設置。
所がです。 設置した途端にガスって来ました。
それでも、最初の内は所員の方もインターネットでも雨雲は無いと云ってるので、その内晴れるものと期待。
暗くなりかけて、観察会を始める7:30前には雨粒がポツポツ。
外の管理は仲間にお願いしてホールで屋内観察会を始めました。
今回のテーマは「太陽系と地球」
準備しておいたツールや自作のビデオ、資料、写真を駆使してストーリー立てたスケジュール通りの進行。 最後に天井にプラネタリウムを上映し、終わって見るとどこからともなく拍手喝采。
先生方からも、「貴重な映像など見せて頂いてとても良かった」とお褒めのお言葉を頂いてご満悦。
結局外は途中から雨になり、折角セッティングした望遠鏡も全て撤収しておいてくれました。
nojiさん、ヤマザキさん、イトウさん。 お疲れ様でした。 ありがとうございます。
仲間の協力があっての観察会です。
それにしても、以前紹介したホームプラネタリウムは、この大きなホールでも遺憾なく実力を発揮。
天井までの地上高があるため、暗くなってしまうのではとの心配も払拭し、迫力あるプロジェクタ番組も相まって最高のエンディングを迎える事が出来ました。
今後もこれは結構使えるアイテムだと思う。