寒くなって来て、もうサイクリングの時期では無くなった。
でも、ビデオ編集の合間にチョイ乗りロードバイクをやっている。
一日パソコンに向かって座っていると、好きなビデオ編集も流石に飽きて来る。
今年は、この忙しい時期に会社の友人の息子さんの結婚式のビデオ編集依頼もあったのので、定番のイベント編集が例年より遅れ気味で焦りもある。
そこで気晴らしに近くの公園の山に毎週ロードバイクを転がして来る。
頂上まで上がって3周走って来るが、程よく汗をかき凄く爽快な気分になる。
頂上からは、2日前に雪を被った那須岳が見える。
もう一つの低い方の頂上もあるが、こちらは見通しは良くないが、冬の落ち葉の林が何とも好きだ。
この公園の中をぐるっと回ると1kmくらいだろうか。
3周で3kmだが、山を2つ登るので計6回のアップダウンがある。
最近はインターバル歩行など、体内のミトコンドリアを増殖するための運動方法が流行っていて、TVなどでも時々紹介される事が増えましたね。
要は、苦しい時間を長く続けるよりも「苦しい」/「楽」を交互に体に与え、ミトコンドリアの増殖スイッチを沢山押すことが重要らしい。
それに、寒い時の運動程ミトコンドリアの増殖が多いらしい。
先月、偶然にもAmazonで買い物をした時に、「ミトコンドリアのちから」と云う本を目にして思わず買ってしまったが、これがなかなかためになる本だった。
電車の中で10日間掛けて読んだので、ずいぶんとへたった本になってしまったが・・・・
BSのCMなどでも大賑わいの体に悪い代表各みたいな「活性酸素」はミトコンドリアが取りこぼした酸素が原因だった。
ロードバイクも乗り方次第で「活性酸素」を大量に体内で生成してしまう事も分かった。
大量の「活性酸素」はミトコンドリアのDNAや、核のDNAまでも傷つけ、老化やガンの発生原因にも大きな影響を及ぼすため、このような知識は全ての運動や日常生活にも関係するので、とても重要だと思う。
ちょっと難しい本かも知れませんが、単行本で小説でも読んでいる気分で読めば化学の不得意な方でも読めると思います。
重要な点はそう幾つもある訳じゃありませんから、要点だけ抑えて読んで行くと、その内面白くなってきます。
中学の理科の授業で教科書に出ていたミトコンドリアの記憶がある方であれば、とても入りやすいと思います。
「活性酸素」も全く要らないかと云うとそうでもなさそうで、役目はあるらしい。 調和が必要だと言う事ですかね。
どんな時に活性酸素が大量に生み出されるのかやビタミンCが発生を和らげたり、水素水が酸素を還元により水に替えて中和するなどの情報も載っています。
そして、ミトコンドリアが体内のすべての組織の中でとても重要な働きをしてくれている事や、「酸素」は生物にとって大切な物だけどとても危険なものだと言う事が良く分かりました。
擦り傷などに使う過酸化水素水(オキシドール)なんか菌を殺しますが、傷口の組織まで壊すんだろうなと推測でき、これからはとてもオキシドールを使う気にはなれなくなった。 確かにオキシドールを使うと傷の治りが悪いし・・・
興味のある方は読んでみては如何でしょう。
ミトコンドリアのちから (新潮文庫) | |
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