ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

鍵屋

2005-03-29 23:27:50 | どうでもいい話
このごろイマイチねたに精彩を欠いてるな。
やっぱ、下ねたで無いと書いてても盛りあがらないな。

こないだってずいぶん前だけど。会社の金庫がつぶれたんだ。
もう20年以上使ってる年代物。
取っ手がレバーになっていて、取っ手を持ち上げると開くんですが
その感触がぎこちないとは思ってたんだ。
でも、金庫なんて買ったら20万くらいするじゃん。
そう簡単には買えんわな。
そこで、だましだまし使ってたの。

すると、ある日、取っ手をもちあげたら、

すかっ

取っ手がすかすか。全然ひっかかりなし。
どうも、中のシステムが取っ手と契りを結ぶのをやめたご様子。
まあ、最近冷たいなとはおもっていたんだ。
なんて、冗談言ってる場合じゃあーりません。

金庫の中には、会社のお金や(たいして入ってないけど)
小切手、実印がはいってるじゃあーりませんか。
これがあかないと、エライこってす。

課長に「どうすんだ~」って怒られて
少し泣きましたよ。え~え~泣きましたとも。

それでね、
え~え~呼びましたよ。呼びましたとも。
鍵の救急隊。

30分くらいで来ましたね。

もう、おそいじゃない。
はやく空けてよ。

鍵の救急隊のおっさん、難しそうな顔。
「これは、難しいですよ」
「そうですか」
「できるかどうか・・・」
「え~そんな・・・」
「とりあえずやってみましょう」
「で、おいくらくらいかかるんでしょう」



「う~ん」




「8万円!」


「どひゃ~!!は、は、は・ち・ま・ん!」
もう絶句ですが。しかたないじゃん。とりあえずやってもらったわな。

鍵穴からなんやかんや七つ道具を駆使して、格闘1時間くらい

「がちゃ!」

空いたじゃん!
このときは8万円を忘れて、うれしかったね。

でとりあえず、応急処置をしてもらい、
「ぜったい、もう扉閉じたらだめですよ。閉じたら空かないよ」
って言われたんです。
「はい、はい」っていっつも返事だけは良いんだわ、わし。

なおったら、なんか気が楽になっちゃって。
るんるんですわ。

新しい金庫買わなくちゃ~とかいいながら鼻歌交じりに
仕事してたんですんわ。


仕事も無事おわり、じゃ帰ろうかと思ったの。
わし、馬鹿だから金庫壊れてたのすっかり忘れてて、

「バッタ~ん」

金庫閉めちゃった。



ほんと馬鹿


自己嫌悪


死ぬしか無い。


ほんと死のうと思ったね。(うそ)

どうしようか・・
悩みに悩み

また呼んださ。
鍵の救急隊

え~え~呼びましたとも。
ほんと私が悪うございました。


「え~閉めちゃったんですか?!」
鍵屋も絶句

「う~ん・・・・」
「う~ん・・・・」

2人して頭を抱える

「とりあえず、ひっくり替えそう」
って鍵やいうんだわ。
2人して200kgくらいある金庫ひっくり返したな。
床抜けるかもと思ったぜ。

ひっくり返すとなんと、
「がっちゃん」って音がして

開いたんだな~

え~え~開きましたとも。

ちょっと、2人して泣いたな。


鍵屋さん一言
「じゃ、8万円」







値切って4万にしてもらったよ。

ほんと、死ぬかと思った。




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