沈まぬ太陽
山崎豊子原作の映画化
ストーリー
日本航空をモデルに
1960年代半官半民の政策会社国民航空を舞台に物語はおこる。
高度成長期、滅私奉公を合言葉に日本が高度経済成長を遂げている
裏では、過重労働、無茶なコスト削減がまかりとおっていた
普通の企業なら問題のない事柄でも人の命を預かる航空会社では
許されないこと
労使紛争活発化する中、前委員長より請われて、委員長に就任する恩地
しかし、東大法学部を出てゆくゆくは会社をしょっていく目標を持つ恩地には
組合活動に身を投じている気持はなかった。1年1期を期限に請け負うのであった。
しかし組合活動を続ける中で、安全をないがしろにする会社の姿勢に疑問を感じ
組合活動に没頭することになる
一途な性格から、労使紛争に強硬な姿勢を貫き通したため
会社側から「赤」のレッテルを貼られ
辺境の地カラチへの赴任を命ぜられる
反面、同期入社でライバルで副委員長として恩地を支えていた行天は
彼なりの美学を出世に求め変節の人となり恩地と道を分かつ。
恩地は、カラチからバクダット、果てはアフリカケニアまで流されていく
家族は心が離れ、恩地が自暴自棄になりかけたころ
昔の仲間たちの奔走により
漸く日本へ帰ることが許される
しかし日本へ帰ってきても恩地の居場所はない。
そんななか、運命の大事故が巻き起こる
羽田発伊丹向け123便が、群馬県山中で消息を絶つ
520名の犠牲者を出した、国民航空機事故
恩地は加害者として被害者の方のお世話係として事故に正対することになる。
事故でぐらつく国民航空に、大阪の紡績会社を立て直した実績を買われ
総理の肝いりで国見会長が就任する
国見が恩地の実績人柄を見込み片腕として
会長室を設立し、恩地を抜擢する
国見の指導力の下恩地は会社の体質改善に取り組むが
いかんせん魑魅魍魎渦巻く政治の力により
国見は志半ばで役を降ろされる。
恩地は・・・・
全5巻の小説。2回目読んでますが
なかなか面白いです
感情移入してしまいます
映画は3時間という長尺。
なんと途中で10分の休憩あり
休憩の後は、会長室編にはいり
政治のパワーゲームの話になったので
ちょっとおちついてしまったかな
小説では、カラチ、バクダット、ナイロビのアフリカ編
で恩地の正義感孤独感、家族との愛情と軋轢を読ませたのですが
映画ではその辺がちょっと薄かった。
事故のシーンがメインになってしまった感がおしい
しかし、登場人物すべてがすばらしかった
ぜひとも見てほしい映画です。
映画では冒頭、事故の場面から始まります
始まって5分で無理やり引きずり込まれる感覚です
犠牲者の遺書を遺族の男の子が読み上げるシーンには
号泣です
マリコ
津慶
知代子
どうか仲良く がんばって
ママをたすけて下さい
パパは本当に残念だ
きっと助かるまい
原因は分らない
今五分たった
もう飛行機には乗りたくない
どうか神様 たすけて下さい
きのうみんなと 食事をしたのは
最后とは
何か機内で 爆発したような形で
煙が出て 降下しだした
どこえどうなるのか
津慶しっかりた(の)んだぞ
ママ こんな事になるとは残念だ
さようなら
子供達の事をよろしくたのむ
今六時半だ
飛行機は まわりながら
急速に降下中だ
本当に今迄は 幸せな人生だった
と感謝している
是非ともご覧ください
山崎豊子原作の映画化
ストーリー
日本航空をモデルに
1960年代半官半民の政策会社国民航空を舞台に物語はおこる。
高度成長期、滅私奉公を合言葉に日本が高度経済成長を遂げている
裏では、過重労働、無茶なコスト削減がまかりとおっていた
普通の企業なら問題のない事柄でも人の命を預かる航空会社では
許されないこと
労使紛争活発化する中、前委員長より請われて、委員長に就任する恩地
しかし、東大法学部を出てゆくゆくは会社をしょっていく目標を持つ恩地には
組合活動に身を投じている気持はなかった。1年1期を期限に請け負うのであった。
しかし組合活動を続ける中で、安全をないがしろにする会社の姿勢に疑問を感じ
組合活動に没頭することになる
一途な性格から、労使紛争に強硬な姿勢を貫き通したため
会社側から「赤」のレッテルを貼られ
辺境の地カラチへの赴任を命ぜられる
反面、同期入社でライバルで副委員長として恩地を支えていた行天は
彼なりの美学を出世に求め変節の人となり恩地と道を分かつ。
恩地は、カラチからバクダット、果てはアフリカケニアまで流されていく
家族は心が離れ、恩地が自暴自棄になりかけたころ
昔の仲間たちの奔走により
漸く日本へ帰ることが許される
しかし日本へ帰ってきても恩地の居場所はない。
そんななか、運命の大事故が巻き起こる
羽田発伊丹向け123便が、群馬県山中で消息を絶つ
520名の犠牲者を出した、国民航空機事故
恩地は加害者として被害者の方のお世話係として事故に正対することになる。
事故でぐらつく国民航空に、大阪の紡績会社を立て直した実績を買われ
総理の肝いりで国見会長が就任する
国見が恩地の実績人柄を見込み片腕として
会長室を設立し、恩地を抜擢する
国見の指導力の下恩地は会社の体質改善に取り組むが
いかんせん魑魅魍魎渦巻く政治の力により
国見は志半ばで役を降ろされる。
恩地は・・・・
全5巻の小説。2回目読んでますが
なかなか面白いです
感情移入してしまいます
映画は3時間という長尺。
なんと途中で10分の休憩あり
休憩の後は、会長室編にはいり
政治のパワーゲームの話になったので
ちょっとおちついてしまったかな
小説では、カラチ、バクダット、ナイロビのアフリカ編
で恩地の正義感孤独感、家族との愛情と軋轢を読ませたのですが
映画ではその辺がちょっと薄かった。
事故のシーンがメインになってしまった感がおしい
しかし、登場人物すべてがすばらしかった
ぜひとも見てほしい映画です。
映画では冒頭、事故の場面から始まります
始まって5分で無理やり引きずり込まれる感覚です
犠牲者の遺書を遺族の男の子が読み上げるシーンには
号泣です
マリコ
津慶
知代子
どうか仲良く がんばって
ママをたすけて下さい
パパは本当に残念だ
きっと助かるまい
原因は分らない
今五分たった
もう飛行機には乗りたくない
どうか神様 たすけて下さい
きのうみんなと 食事をしたのは
最后とは
何か機内で 爆発したような形で
煙が出て 降下しだした
どこえどうなるのか
津慶しっかりた(の)んだぞ
ママ こんな事になるとは残念だ
さようなら
子供達の事をよろしくたのむ
今六時半だ
飛行機は まわりながら
急速に降下中だ
本当に今迄は 幸せな人生だった
と感謝している
是非ともご覧ください