ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

アメリカン・スナイパー 考えさせられる映画です

2015-02-25 05:08:04 | 映画
クリント・イーストウッドの新作ということで

これは見に行かねば

でもちょっと待てよ

最近のイーストウッドの作品

ミリオンダラーベイビーでは究極の欝展開

硫黄島からの手紙にしてもちょっと気分のいい映画でもない

チェンジリングも相当暗い展開で

唯一映画らしくて良かったのは人生の特等席でしょうか

果たして、今回の作品は?

ストーリーから

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員

クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。

スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズの

モットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。

人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、

その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。

故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、

引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。

4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。


とまあこんな感じ

ここから先はネタばれ注意

予告編で、家から出てきた女と子ども

女がなにやら爆弾らしきものを子どもに渡します

それをスコープから覗くクリス。

それは爆弾か?子どもを撃つのか?

そこで予告編が終わってました

続きが気になる

本編もそのシーンから始まります

そして、撃つのか?というところから

回想シーンに

幼少から親にアメリカ人としての正義と銃の扱いを叩き込まれるクリス

9.11の場面に遭遇し愛国心を煮えたぎらせ軍隊へ

それも精鋭部隊のシールズに配属

妻のタヤと出会い、結婚へ

まもなくスナイパーとして現地に派遣される


そして、元の場面へもどります

爆弾のようなものを抱え、自軍にはしる子ども

その子どもをクリスは撃つのか?

ためらい無く、子どもを射殺するクリス

そこからこの物語は始まります。

淡々と描かれる戦闘シーン

リアルに恐ろしい緊迫感が伝わります

帰郷するたびに、壊れていく夫を心配するタヤ。

しかしクリスは、戦場でないと心の均衡を保てなくなっていたのです

はたしてクリスは・・・

なかなか重い映画でしたね

クリント・イーストウッドの映画はメッセージ性が強くて

疲れますw

エンドロールも「無音」

これは何を意味してるのか?

なかなか考えさせられます。
コメント (9)
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