ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

シェイプオブウォーター 流石アカデミー賞 美しい映画です

2018-03-12 11:40:51 | 映画


シェイプ・オブ・ウォーター

なんとアカデミー作品賞・監督賞・美術賞・歌曲賞

を取ったという作品ですね

これは見なくては



解説

『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督が

異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー。

米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、

声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせる。

『ハッピー・ゴー・ラッキー』などのサリー・ホーキンスが主演し、

『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、

『扉をたたく人』などのリチャード・ジェンキンス、

『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンらが共演。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、

政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、

同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に

秘密の実験を目撃する。

アマゾンで崇められていたという、

人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、

こっそり“彼”に会いにいくようになる。

ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。

シネマトゥデイ

ここから先はネタバレ注意

ストーリーをもうちょっと詳しく

イライザは、音は聞こえますが幼いころの首の怪我で声が出ません。

手話で意志を伝えています。

毎日毎日夜勤の掃除婦として同僚の黒人女性ゼルダとともに

同じ時間に出勤し、同じ時間に帰ってくる生活

隣にすむ、画家のジャイルズとは、息の合った友達同士

ジャイルズは、ゲイだったんですね

イライザとゼルダはある日

秘密施設で見かけたのが、アマゾンから連れてこられた半魚人。

異様な姿だが目がかわいいw

しゃべることのできないイライザは、同様に話すことのできない半魚人に

興味を持つようになります

そのうちその半魚人が、音楽を理解し手話で意志を疎通できることにきづきます

ガラス越しに意志を確かめ合うように

そんな中、米ソの冷戦が激化し、半魚人をめぐって

情報戦が繰り広げられることに。

アメリカ軍の強行派で施設長の、ストリックランドは

半魚人に指を咬みきられたこともあり、半魚人の解剖を上申します

それを知ったイライザは、半魚人を逃がそうと企てます

隣人のジャイルズの協力の下、自室の浴槽に半魚人を救出することに成功します

が、研究材料を奪われたストリックランドは、上司の命令で

必死で半魚人を探すのですが・・


とまあこんな具合です

全編、緑に彩られた映像

アマゾンの川の中のイメージでしょうか?

イライザの衣装から研究所の中、車、ライムパイ・・

いろいろなものが

緑を主張しています

そんな中、鮮やかな赤が現れます

血液

ある日を境にして、イライザの服

ジャイルズの描くポスター

これは何を意味してるのか?

それは、ご覧になって自らお考えください

 

しかし美しい映画でした

何よりも美しかったのが

主人公イライザ役のS・ホーキンスのヌード

オープニングから惜しげもなく40歳の肢体をさらけ出します

美しい乳房、処女であろうピンクの乳輪

薄い恥毛・・

大胆な演技です

そして、半魚人のビジュアルもどこかユーモラスですが、美しい。

1962年当時の衣装、車、街並み・・

全編どの場面をとっても絵になりますぞ。

 

半魚人と恵まれないハイミスとの恋愛映画と思いきや

その中には、男性至上主義、黒人差別、ゲイ差別など

現在にも根強く残っている社会問題についても

ちくりと描いてますね

適役のマイケル・シャノンがいい味出してます

さすが、アカデミー賞なかなか見させましたぞ

パンズ・ラビリンス (字幕版)
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コメント
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