先日、このブログの数少ない読者の方から
面白いコメントを頂きました
ブラックバスの革で財布を造るという話
ちょっと調べてみたら
以下の記事を発見
転載バカボンなーのだ
兵庫県姫路市の皮革メーカー「コードバン」が、
魚の皮を使った革小物の開発に成功し、販売を始めた。
近畿大(大阪府東大阪市)が世界で初めて完全養殖に成功した
クロマグロ「近大マグロ」と、琵琶湖で駆除されたブラックバスの皮を有効活用。
いずれも製品化は初めてで、うろこ模様の独特な質感と希少性が話題を呼んでいる。
同社によると、革の素材は牛や馬など哺乳類が大半だが、
爬虫(はちゅう)類のワニやヘビ、鳥類のダチョウなどの皮は
「エキゾチックレザー」として重宝されているという。
魚類ではサメやエイが知られている。
そうした中、釣り好きの社長が目を付けたのがマグロとブラックバス。
「捨てるのはもったいないし、何より珍しい。模様も面白く、強さも十分にある」と、
昨年末に開発を始めた。
マグロは、同大で卵から成魚まで育てられ、
飲食店などで提供の際に廃棄される皮を再利用。
ブラックバスは、琵琶湖で駆除を進める沖島漁協(滋賀県近江八幡市)から仕入れた。
いずれも原料の確保が安定しているのが利点という。
最も苦労したのは、魚特有の臭いをなくす対策だった。
臭いの元になる脂分を除去する作業の時間と回数を増やし、
柔軟性を維持する「なめし加工」に使う薬品にも工夫を凝らした。
ブランド名は英語で魚を意味する「PISCINE(ピサイン)」。
馬革と組み合わせた名刺入れ(2万5920円)と
小銭入れ(同)、キーケース(2万8080円)、
財布(3万240円)の4種類を売り出した。
大阪・梅田のファッションビル「イーマ」にある同社店舗
「ウォームスクラフツマニュファクチャー」に並び、
注文を受けて生産するという。
ですって
ちょっとお高いですけど
写真を見た限りでは、なかなかの仕上がり
好事家の方が買われるのではないでしょうか?
魚の革といえば
昔、韓国に行った人から
鰻の革の財布をもらったことがあります
もう5年も前の話ですけどね
こんな仕上がりではありませんでしたな
たしかに鰻の革の鱗というかなんというか
面白い模様で色は焦げ茶色でした
手触りは、硬い紙のようでしたねえ
せっかくもらったお土産ですが
使わずに箪笥の肥やしになってます
アキナ(漫才師)がわらしべ長者の物々交換でやってきたら
これを差し出そうと思ってます
そんなことはどうでもいいんです
そんな関西ローカルの番組の話はどうでもいいんです
魚の皮で思い出しましたが
海外では、もっとすごい利用法があるそうです
アマゾンに住むティラピアという巨大魚の皮を使って
人間の皮膚の治療に役立ててるそうです
重度のやけどなどに、皮膚移植のかわりに
ティラピアの皮を張り付けておくと
適度な水分とコラーゲンの作用で皮膚が再生しやすい環境を
作り出してくれるそうです
コストも相当安いらしい
心配な衛生面ですが、ちゃんと殺菌消毒してあるので
問題ないそうです
今後、世界中に広がる可能性がありますね
魚の皮恐るべし
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