ぶろぐ猫の目

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実験中

深夜特急 トルコ・ギリシャ

2019-07-02 16:24:05 | 読んだ本の紹介

 

 



深夜特急 トルコ・ギリシャ編

旅も佳境です

いろいろ面白い話があります


イスタンブールについた沢木氏

初めての町につき、何もわからないまま

わけのわからない宿に泊まる

香港の時は、湧き立つような感動を覚えたのだが

長い旅をへて、同じ状況下に置かれても

さしたる感動を得ることがなくなった

感動する心を失ったということか

旅を人生に例える人がいるが

旅も人生も前に進むには、何かを失わなくてはいけない

ある種の悟りですね


また、トルコからギリシャへの国境を渡るときだったか

政情不安の中、トルコからギリシャへ徒歩で国境を越えることになり

相当の危険を伴ってるはずなのに

なぜか、妙な自信が湧き

無事に越えれると過信する自分を振り返り

旅は、自分にどんなことがあっても生き抜いていける自信を与えてくれ

また死んでもよいと思う危険を顧みない鈍感さも与えてくれたと

自信と鈍感さはコインの裏表の様なものであると気づきます


面白かったのは

アジアとヨーロッパの境目はどこって話

関西と関東のあほバカ分布図ではありませんが

ある人が言うことには

茶を飲むのがアジア

コーヒーを飲むのがヨーロッパ

ではイギリスでは茶を飲むが・・

イギリスの茶は TEA

アジアの茶は CHA

Cで始まる茶を飲むのがアジアだという話


なかなか面白い

 

 

 

 

深夜特急5-トルコ・ギリシャ・地中海- (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社
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