ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

復活の日

2020-04-02 05:55:34 | どうでもいい話



復活の日



コロナ騒ぎで自宅勤務や待機のかたがおられると思います

学生の方は暇を持て余してるのでは

いい機会なので本を読んでみたらいかがでしょうか

面白い本に出合うと世界が広がりますよ

いまではブックオフで100円で文庫本が手に入りますからね

何でも読んでみるとよろしいのでは

きっと波長が合う本が見つかります



そんなこんなでおすすめの1冊

小松左京の「復活の日」



今の状況と照らし合わせて読むと面白いかもです



あらすじは

イギリスで作られた細菌兵器のウイルスが事故によりヨーロッパで蔓延

それが世界中に急速に広まり

人類を含め脊椎動物が絶滅するんですね

しかし南極の越冬隊と深海にて潜航中であった原子力潜水艦の乗組員だけが

生き残ります

そして生き残った人類はノアの箱舟のように

人類の種族保存に務めるのです

数年後、ワクチンをなんとか完成させ、希望を持ったのですが

越冬隊の中で生き残った地震学者の吉住が

アラスカで大きな地震が起きる予兆を観測します

アラスカで大きな地震が起こると、アメリカの自動防衛システムが作動し

核攻撃と間違える可能性があるということがわかりました

核攻撃と判断したシステムは自動で反撃に出て

核爆弾を敵対国に向けて発射してしまいます

それを止めるには、アメリカの首都にある国防省へいき

手動で止めねばなりません

吉住とアメリカ軍の将校が決死隊としてワシントンへ向かうのですが

地震に間に合わず、核爆弾の応酬がはじまり

地球は2度目の全滅を招きます

しかし南極は標的にならず、人類の滅亡はまぬがれました

そして皮肉なことに核のおかげでウイルスが変異し無害化され

南米の大陸に移動することができるようになり

人類は再び平和な日々を過ごせることになりました

そうしたある日集落に向かって歩いてくる人間の姿が・・

それは、ぼろをまとった吉住の姿でした

人々は生き残った吉住を歓喜で迎えるのでした











とまあこんな感じ

小松左京という人間は恐ろしいですね

日本沈没といい1970年代に、未来を予言したともいえる本を書いてます

人類の歴史はウイルスとの闘いなんでしょうね

まさか自分の生きてる時代がそれにあたるなんて・・

小松左京の想像が外れて、早期にコロナ騒ぎが集結しますように


コメント (2)
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