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事実は小説より奇なり !?

2021-02-12 14:24:06 | どうでもいい話
事実は小説より奇なり



面白い記事があったので転載バカボンなのだ



戦後を代表する日本画家、平山郁夫などの作品をもとにした偽物の版画が、

数年前から百貨店などで流通していたとみられることが関係者への取材で分かりました。

画商でつくる組合の調査に対し、大阪の画商が販売したことを認めているということで、

警視庁は著作権法違反の疑いで捜査しています。



偽物の版画が流通していたのは、日本画家の平山郁夫や東山魁夷、それに片岡球子の作品です。

流通ルートを調べた結果、大阪市で画廊を営む50代の画商が関わっていることが分かり、

組合の調査に対し、数年前から販売していたことを認めたということです。

偽物の版画は確認できただけで10作品あるということで、

組合は去年12月、この画商を除名処分にしました。

また、捜査関係者によりますと、偽物の版画は奈良県にある工房で制作していた疑いがあるということです。

警視庁は、去年12月に著作権法違反の疑いで関係先を捜索し、

複数の版画を押収したということで、今後、鑑定を進めるとともに流通ルートなどを詳しく調べることにしています。



【奈良の工房 制作認める】。

偽物の版画が流通していることについて、奈良県にある工房の経営者がNHKの取材に応じ、

大阪市の50代の画商から依頼されておよそ8年前から偽物を制作していたことを認めました。

一方、「何に使うかは一切関知していなかった」と話しています。

これまで40年以上にわたって版画の修復に携わってきたということですが、

およそ8年前に大阪市の50代の画商から制作について依頼を受けたとしています。

その後、依頼されたとおりに平山郁夫や東山魁夷などの作品をもとにした版画を制作し、

納品していたということです。

一方、偽物の版画が百貨店などで流通していたことについては

「結果的に加担したことは悪いと思っているが、何に使うかは一切関知しておらず、

このような形で流通するとは知らなかった」と話しています。



転載ここまで



この記事は今年の2月8日のNHKニュースです



なかなかおもろい話なんですが

既視感(デジャビュー)満載なのです

というのは、先日このブログでご紹介した

黒川博行著の「騙る」という大阪の芸術界を舞台にした

ピカレスク(悪漢)小説なんですが

この中に、まったく同じ内容の作品がありました

大阪の画商が奈良の贋作師に依頼する

腕に自信のある贋作師のおっさんが「何に使うかしったこっちゃない」という

セリフまで同じでしたなw

黒川御大の情報収集力でしょうか、はたまたこの小説を読んだ

当局が調査に入ったのかどっちが先かわかりませんが

時代を先取りしてますね

そういえば黒川御大の作品では

「後妻業」もそうでしたね

高齢の男性を金目当てに誘惑し後妻に収まってから

殺して遺産をせしめるという話

黒川御大のこの後妻業を題材にした小説が2012年に連載開始してから

関西青酸連続殺人事件が、公になったのがまさに2013年

恐るべし黒川御大

事実は小説より奇なり

































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2 コメント

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Unknown (康太郎)
2021-02-12 21:57:56
作品はほぼ実話に基づいて書かれてますね。
80年代のゲーム機(喫茶)府警汚職、
極道誘拐、グリコ森永、ゼネコン入札を
筆頭に面白く着色して仕上げてます。
元の本業が美術家ですから朝飯前です。
教え子の中にデコの現役もおるので渡りも
つき取材も録りやすいのだと思います。

あと話が脱線しますがイトマン事件で
顔売れた許永中氏も川高出身で「キツネ目の男」疑惑で府警の聴取受けられてます。
自伝的な新刊も出されてますので、興味
ございましたら是非お読みください。
(私の知る限り御大と接点ありません)
返信する
Unknown (neconome_2004)
2021-02-12 22:27:10
まいろです〜
そうなんですね
事実は小説より奇なり
小説は事実より奇なりw
許永中!まだ生きてるんですね
と在日とヤクザ
日本の裏側ですね
面白そうですぞ!
返信する

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