たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

あれから1年

2012-03-15 01:38:40 | 現実
今日は同居人の誕生日である。

といっても木曜日では仕事が終わってからでも何もしようがないので、お祝いは週末まで待ってもらうことにする。
日付が変わってから帰ってきた同居人は気の毒にも「焼うどん」を食べさせられ、そのあとビールを飲んでポテチを食べている。

しかしながら、去年のこの時間は、同居人は茨城の、震災にあった実家の片づけから車で戻る途中、新橋のホテルでやっとお風呂に入れていたころだろう。茨城の家では水が出なかったので。
あまり疲れたので東京で一泊して戻る事になったのだが、片づけの後で大阪までの長時間ドライブはムリだったろう。

新橋で食べ物を探しに出たら、薄着の女の子に「マッサージどうですか?」と声を掛けられたそうだ。
体ぎしぎしだった同居人は「マッサージ」という言葉に惹かれて、ああ「マッサージ!いいなあ!」と思ったのだが、同居人の大好きな物凄く痛い、ぐりぐり押すマッサージはしてもらえそうもなかったのでやめたのだとか。(そりゃ無理でしょう)

それがもう1年前とは。

同居人は無事に帰ってきたけれど、1年前のこの時期に、ついに家に帰って行けなかった人がたくさんいるのだ。そして帰る家も未だに無い人がいることをつくづく思う。
去年の3月にも同じことを書いたと思う。当たり前の生活がどれほど貴重なものか。

我が家の花台のクローバー。四葉のクローバー、いくつ探せるかな?