たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

『比叡山・新緑』

2014-06-02 01:28:06 | 現実
眼科でパソコンストップかかっていたので、なかなか更新する事が出来なかった。

ストップされても職場では使うんだけれど、なるべくなら使わない方が、というので職場以外ではスマホも控えていた。
最近は頭痛もましになったし、そろそろいいだろう。

GWはお天気が良い日が多かったが、同居人は仕事が入るというので特に旅行などの予定はなし、一日ドライブに行くという事でなった。

比叡山は3年前の11月、このブログにも書いているが物凄い寒風吹きすさぶ中登ったことがあり、震えながら延暦寺のあちこちで紅葉を撮った。

今年はうってかわって明るい日差し、暑い位の一日だがさすがに山頂の風は爽やか。
GWと言う事もあり、メインの国宝・根本中堂の辺りは3年前とは比べ物にならない位人が多い。


日本天台宗の基礎を築いた円仁、円珍、融通念仏宗の開祖良忍、浄土宗の開祖法然、浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮など、新仏教の開祖や、日本仏教史上著名な僧の多くが若い日に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されている。

という延暦寺だからなのか、「絵看板」が多いのが、山の爽やかな空気を楽しんでいる身にはどうも興をそぐ感じがしないでもない。上記の僧たちの軌跡が絵で説明された続き物の絵看板が沢山、山道に並んでいるのだ。
「わかりやすく」説くのがモットーなのか?正直うまい絵でもないし金属の看板なんであまり有難味がない。

一昨年永平寺に行った時も同じような事を思ったけれど、お坊さんの一大修行地、という所はそんな感じになってしまうのか。
永平寺はさらに「学校」風だったというイメージだ。


歩き回ると境内中、石楠花が花盛りだけれど、桜も結構残っているのがさすがに山の上。気温もずいぶん違うのだ。

3年前には暖かい「比叡山蕎麦」を食べたら新聞紙が入っていた、という話を書いたが、今回は冷たいお蕎麦を同じ食堂で頂き、横川の方へ比叡山ドライブウェイを。ドライブでなく、山歩きで来る人たちもいるけれど、我々はそこまでの根性はなかったので…

新緑も、時折姿を現す琵琶湖も目を楽しませてくれるドライブウェイだ。Z4も屋根を上げてオープンで走ると風が心地よい。






横川まで来ると、人は急に少なくなる。

鶯の声が響いて、ようやく、「山に来たんだ」と言う実感が。



お気に入りのサイト、sodakyotoにも写真が出ていた根本如法塔、来てみるとほんとうに小さな御堂、という風だ。青紅葉との対比が素晴らしい。

このあたりは本当に山の中をてくてく歩くいい散歩道。

途中の分かれ道にある鐘をついてみると音が山の中に響き渡った。







デジブック 『比叡山・新緑』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする