朝ドラ見るのは「おしん」以来では。
四半世紀以上経ってる?
大評判だった「あまちゃん」もそれほど興味を引かれず。
しかし「マッサン」は半年位前に話を聞いて、楽しみにしていた。
この「望郷」を読んでいたからだ。
この本は、10年くらい前か?古書店でたまたま見つけた。
その頃は竹鶴政孝の事も知らなかったが、「ニッカウイスキー作ったのはこんな人だったんだ」とちょっと興味を持って買って見て、読んだらとても面白かったもの。
同居人も読んで、「これ良い本だな」と言っていたのを覚えている。
この本では、リタ(ドラマではエリー)がスコットランドを去るまでが結構長いが、ドラマではさっさと大阪に来ている。日本の朝ドラだから当然だが。
本のリタとドラマのエリーは随分感じが違うが、ケイトさん、なかなか良い。史上初の外国人ヒロイン。
けなげに頑張る様子は、どこは朝ドラ、外国人でも同じ。
玉鉄も、こちらはイメージと合う濃いキャラ、ウイスキーの事しか考えられないが、支えたくなる奴、という役柄。小説の方と良くマッチする。
大阪の近所の人々とのやり取りもいかにも典型的関西風に作られていて、大阪に住む私にはおもしろい。
しかし朝なのでなのか、妙~に明るい。深刻な場面で「マッサン、それでいいの~?」と言うナレーションがなんだかおかしい。
「望郷」は特にリタについて、結構暗い書かれ方している部分もあるので...
お話が進めば舞台は余市、北海道になるはず、これも道産子の私には楽しみ。