4月も半ばと言うのに寒い事と言ったら…。
桜の季節も終わってしまった。去年も確か一日、物凄く寒い花見をしたが、他はずいぶん暖かい日もあって、あちこち回って写真も撮れたのだが、今年は休みの日には必ず雨。平日も降ったり止んだり、あるいは曇り空続き。
写真撮影には残念な春となってしまった。
先週も日曜は雨、降らなければ同居人と毎年恒例の花見弁当を拵えてどこかに行くつもりだったが、土曜日から雨。
月曜日の私の休日も降ったり止んだりっぽい天気予報。
桜はもうあきらめて、洛陽三十三所観音巡礼をスタートすることにしようか。
最近の寺社では「御朱印ビジネス」を頑張っているらしい。少し前から、寺社を参拝し御朱印を集める「御朱印ガール」が増え始めた、という話をネットで読んでいたが(なんでもガールにするなあ…)先週もニュースで、御朱印帳の売れゆきがすごく、寺社でもオリジナルご朱印帳を出したりして結構なビジネスになっているという事だ。
御朱印自体は300円だけれども、参拝し、お土産買ってご朱印帳も買っておみくじひいて…と考えると結構お金落としていく人もいるはずなのだ。
東急ハンズにもご朱印帳コーナーがあって、女の子が喜びそうな可愛いご朱印帳がたくさん並んでいる。
京都奈良大好きな私としては、ご朱印と参拝料で寺社がうるおうのはいいと思うのだ。楽しませてもらっているので、お手伝いしたい気持ち。
奈良の唐招提寺で素敵なご朱印帳と対の袋を見つけたのはお正月。紫に黒、私の大好きな色合い。お寺にある宝物の模様を使ったものだそう。
以前から御朱印集めには興味があったので、こんな素敵なのをもってあるくの、いいな、と思う。
「どうしようかな…」
「それ、何するものだ?」
「ご朱印を書いてもらうんだよ。お寺や神社に参拝した記念にもらうんだ」
「欲しかったら買ってみたら?」
同居人も面白そうと思ったらしく勧めてくれる。
「どうせなら、歩いて行けるんだからもう一つ、薬師寺行ってもらって来たらどうだ?」
で、薬師寺まで足を運んで書いてもらう。
ご朱印所にはずらっと人が並んでいる。さすがに薬師寺、3種類位御朱印があるが、基本の「薬師如来」を書いてもらう。かっこいい!
こちらは「お寺用」なので、神社用のものは京都の清明神社でゲットする。こちらはネットで見て、お約束の五芒星のデザインと紺色がいいな、と思っていたのだ。何と言っても安倍晴明大好きでもあるし。しかし行って、実際買ってみると結構チャチな感じだったのが残念だが。
しかもその場で書いてくれるのではなく、印刷してあるのも…
また、文字もお寺の方が格好が良いのは何故だろう。
それから3か月、奈良、京都めぐりの度にこの2冊がお供をしてくれるようになった。カメラもあるからかさばって重いのだけれど、御朱印も寺社によって特徴があって面白いものだ。沢山お寺や神社には今まで行っていたのだから、もう少し早く始めていれば良かった。それでも、智積院、興福寺、知恩院、銀閣寺、詩仙堂、下鴨神社…かなり、たまってきた。
いちど緒に京都に行った友人も、私がご朱印をもらっているのをみて急に関心が沸いたらしくその場で知恩院オリジナルをゲットした。
私の集めたご朱印を眺めて同居人曰く「有名どころのお寺はやっぱりそれなりに格好いいなあ。ちょっと風合いが違ってなかなかなのは化野念仏寺。」などと言っている。
書いて下さるのはほとんどの場合年配の男性だが、化野念仏寺のみは若い女性だったので文字の運びも全然違っていたのだ。
御朱印に興味があったのは、一緒に働いているアメリカ人の先生が「西国三十三所巡礼」をして、ご朱印を集めているからだ。こちらは京都奈良、滋賀、和歌山に兵庫県、かなり広範囲な上で回るのはけっこう大変だそう。こちらは特別な決まったご朱印帳があるので、記念用のものとやはり2冊持って歩いているそうだ。
ところがある寺社で「洛陽三十三所観音巡礼」というポスターを見つけた。
西国じゃないの?
調べてみると、これは西国三十三所を回るのが昔は今以上に大変だったので、ならばと後白河法皇が、京都市内の観音様を祭るお寺を三十三所巡礼する、というものを平安時代末期に定めた、と言う事だそうだ。
京都市内なら簡単に回れる。
「後白河法皇というと、あの、さいころ振ってたやつか?」と同居人。(大河ドラマ「平清盛」を私と時々見ていたので)
「そうそう、清盛とすごろくやってたでしょ」
「むむ、あいつか!あいつは信用できん!」
…松田翔太さんの演技が怪演すぎたのか…
桜の季節も終わってしまった。去年も確か一日、物凄く寒い花見をしたが、他はずいぶん暖かい日もあって、あちこち回って写真も撮れたのだが、今年は休みの日には必ず雨。平日も降ったり止んだり、あるいは曇り空続き。
写真撮影には残念な春となってしまった。
先週も日曜は雨、降らなければ同居人と毎年恒例の花見弁当を拵えてどこかに行くつもりだったが、土曜日から雨。
月曜日の私の休日も降ったり止んだりっぽい天気予報。
桜はもうあきらめて、洛陽三十三所観音巡礼をスタートすることにしようか。
最近の寺社では「御朱印ビジネス」を頑張っているらしい。少し前から、寺社を参拝し御朱印を集める「御朱印ガール」が増え始めた、という話をネットで読んでいたが(なんでもガールにするなあ…)先週もニュースで、御朱印帳の売れゆきがすごく、寺社でもオリジナルご朱印帳を出したりして結構なビジネスになっているという事だ。
御朱印自体は300円だけれども、参拝し、お土産買ってご朱印帳も買っておみくじひいて…と考えると結構お金落としていく人もいるはずなのだ。
東急ハンズにもご朱印帳コーナーがあって、女の子が喜びそうな可愛いご朱印帳がたくさん並んでいる。
京都奈良大好きな私としては、ご朱印と参拝料で寺社がうるおうのはいいと思うのだ。楽しませてもらっているので、お手伝いしたい気持ち。
奈良の唐招提寺で素敵なご朱印帳と対の袋を見つけたのはお正月。紫に黒、私の大好きな色合い。お寺にある宝物の模様を使ったものだそう。
以前から御朱印集めには興味があったので、こんな素敵なのをもってあるくの、いいな、と思う。
「どうしようかな…」
「それ、何するものだ?」
「ご朱印を書いてもらうんだよ。お寺や神社に参拝した記念にもらうんだ」
「欲しかったら買ってみたら?」
同居人も面白そうと思ったらしく勧めてくれる。
「どうせなら、歩いて行けるんだからもう一つ、薬師寺行ってもらって来たらどうだ?」
で、薬師寺まで足を運んで書いてもらう。
ご朱印所にはずらっと人が並んでいる。さすがに薬師寺、3種類位御朱印があるが、基本の「薬師如来」を書いてもらう。かっこいい!
こちらは「お寺用」なので、神社用のものは京都の清明神社でゲットする。こちらはネットで見て、お約束の五芒星のデザインと紺色がいいな、と思っていたのだ。何と言っても安倍晴明大好きでもあるし。しかし行って、実際買ってみると結構チャチな感じだったのが残念だが。
しかもその場で書いてくれるのではなく、印刷してあるのも…
また、文字もお寺の方が格好が良いのは何故だろう。
それから3か月、奈良、京都めぐりの度にこの2冊がお供をしてくれるようになった。カメラもあるからかさばって重いのだけれど、御朱印も寺社によって特徴があって面白いものだ。沢山お寺や神社には今まで行っていたのだから、もう少し早く始めていれば良かった。それでも、智積院、興福寺、知恩院、銀閣寺、詩仙堂、下鴨神社…かなり、たまってきた。
いちど緒に京都に行った友人も、私がご朱印をもらっているのをみて急に関心が沸いたらしくその場で知恩院オリジナルをゲットした。
私の集めたご朱印を眺めて同居人曰く「有名どころのお寺はやっぱりそれなりに格好いいなあ。ちょっと風合いが違ってなかなかなのは化野念仏寺。」などと言っている。
書いて下さるのはほとんどの場合年配の男性だが、化野念仏寺のみは若い女性だったので文字の運びも全然違っていたのだ。
御朱印に興味があったのは、一緒に働いているアメリカ人の先生が「西国三十三所巡礼」をして、ご朱印を集めているからだ。こちらは京都奈良、滋賀、和歌山に兵庫県、かなり広範囲な上で回るのはけっこう大変だそう。こちらは特別な決まったご朱印帳があるので、記念用のものとやはり2冊持って歩いているそうだ。
ところがある寺社で「洛陽三十三所観音巡礼」というポスターを見つけた。
西国じゃないの?
調べてみると、これは西国三十三所を回るのが昔は今以上に大変だったので、ならばと後白河法皇が、京都市内の観音様を祭るお寺を三十三所巡礼する、というものを平安時代末期に定めた、と言う事だそうだ。
京都市内なら簡単に回れる。
「後白河法皇というと、あの、さいころ振ってたやつか?」と同居人。(大河ドラマ「平清盛」を私と時々見ていたので)
「そうそう、清盛とすごろくやってたでしょ」
「むむ、あいつか!あいつは信用できん!」
…松田翔太さんの演技が怪演すぎたのか…