5週間ぶりの山歩きはどこにしようか、お天気のいい一日を大切にしたい。
高ボッチ~鉢伏山を軽く散策しようかなと考えていたところ、゛一緒に行きましょう、ちょっとヘビーに、しっかり歩きたい”という若者が現われた。
八ヶ岳、赤岳と阿弥陀岳に登ることになった。
<計画>
松本4:30~高速道~美濃戸口に駐車~行者小屋~文三郎尾根~赤岳(昼食)
~中岳~阿弥陀岳~御小屋尾根~美濃戸口~松本17:00
歩いた時間は10時間、゛歩きがいのあるコースだったね”と、ほぼ予定どうりの歩きに満足して・・
(一日の歩数32866歩;速歩215分・消費カロリー1256kcal.)

↑ いつもは車で美濃戸山荘まで上がるのだが、今日は美濃戸口に車を置いて歩いて上がる。

↑ 美濃戸山荘まで40分歩いてきた。ここでは駐車待ちの車が並んでいた。阿弥陀岳のピークがのぞく。
↓阿弥陀岳~御小屋尾根の中腹の色づき


苔むす針葉樹林帯




↑ 行者小屋の下の河原道から、横岳・大同心小同心を見上げる
シラタマの実を見つける。゛つぶしてごらん、サロメチールの臭いがするよ”

↓ 9時、行者小屋、まるで夏山のような賑わい。しばし休憩し、これから文三郎尾根を上がる。

↓ 文三郎尾根からは砂礫の尾根になり、中間地点からが梯子の連続だ。
ここからは中岳が大きく格好よく見える。後方の阿弥陀より低いのだが・・・

↓ 文三郎尾根の急登を上がり切った
赤岳へのジグザグの登り下りは砂礫で滑りやすく気の抜けない道。
11:00南峰の赤岳頂上2,899m
北峰に赤岳頂上小屋
↓ 北峰から北八ヶ岳を眺めるると、下方に赤岳天望荘・・・一番奥は蓼科山

ここでゆっくり昼食、記念写真を撮って・・・

南峰から中岳へ向けて、赤岳を下ろうとしているがちょっと渋滞ぎみだ

硫黄岳~横岳
↓ 横岳をズームしよう。毎年6月にツクモグサ・九十九草に会いにいく山。

中岳2705mからの眺望をたのしむ

↑ 中岳から権現岳、その後ろに南アルプス;北岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳
↓ 中岳から赤岳をみる


↑ 阿弥陀岳をみる(中岳から)
↓ 浮ぶ富士山

阿弥陀頂上2805mから赤岳をみる
↓ 今日は北アルプスは霞みがかかってよく見えなかった。
左寄りに中央アルプス、御嶽山は画面の中央よりやや右に白い噴煙が見える。私の目には・・・

北八ヶ岳方面・西天狗~東天狗
13:00 阿弥陀岳を下る
ハイマツの道をくぐり、岩場を越え、ザレた急な下りがつづいた。何度か石車に乗り転びそうになった。
50年前、学生時代友人4人と、ここを下った。長い道だったことしか覚えていなかった。

イワカガミの葉の紅葉がはじまっている
急坂が終ると樹林帯に入り、クッションが効いて気持ちよく下っている。

この葉は?
御小屋尾根から美濃戸口に下る分岐
ここからの道が長かったが、唐松の黄葉を楽しみながら下った。

この御小屋尾根のルート、登りに使っていたのは単独行のふたりだけだった。
下りは私たちを含め、単独行の方と5人グループだけだった。
美濃戸口の別荘地からこの尾根に上がるまでの道が分かりにくい。もっときちんとした標示板がほしい。