世の中大寒波だ!と騒いでいる。連休の中日、天気予報とにらめっこ・・
“この時期は眺望のいい山でないとね”
“それでは富士山が見える山に行こう・・”と
好天を期待して出かけたのが、日本二百名山、山梨県100名山のこの山。
朝6時の気温-5℃ 庭に箒で履くほどの軽い雪が少し。
今日の最高気温の予報で+1℃
7時、同行のOzakiがやってきた。今日も軽自動車で高速道を走ってくれる。
山梨の韮崎ICまで約2000円だった(普通車だともっと・・)
この時間は黒い雲の下を走った
助手席の私は車から山をみる・・岡谷をすぎると八ヶ岳が
その後、前方や右横に富士山
韮崎ICを下りると前方に“にせ八ツ”と言われている金ヶ岳~茅ヶ岳の稜線が確かめられた。
昇仙峡ライン~深田記念公園めざして上り坂、全く雪の気配がない・・
私たちは雪山に登る準備をそれなりにしてきたので、拍子抜けだ~
深田記念公園 先行者の車が10数台
準備中のオジサマに聴くと「一応、軽アイゼンは持っていこうかな」という。
私達もそれに倣って、輪カンや長靴は残して軽アイゼンとスパッツを背負った。
9時近く、歩き始めた。気温0℃
沢に添って歩く女沢コースを登り、下りは日当たりのいい尾根道を下る
少し登ると空気が冷たくなった。右の北斜面には雪もみられるようになった。
ザックに付けている気温計はマイナス2℃
この辺りから岩の急坂だ
登山道には枯葉が吹き溜まっていて岩を隠したり、氷もあり要注意だ
小腹が空いた・・、山頂まであと30分くらいだが、山頂はきっと寒い風だろう。
おやつタイムといって軽食を摂っていると、地元のオジサマが話しかけてくださった。
この山には今年は16回目、去年は60回も登っているという。
この山に雪が積もるのはほんの1週間くらいだねと。今年は特に少ない・・
深田久弥終焉の地についた。 合掌~
さあ、もうひと登り
富士山を背景に
奥は百名山・瑞牆山~金峰山 この山は6月アズマシャクナゲの頃がいい
南アルプス北端の山々 左奥に白峰三山の端・鳳凰三山~甲斐駒
後方に金ヶ岳、その向こうに八ヶ岳南部
隣の金ヶ岳、ここより60m高い。その奥に八ケ岳南部
甲斐駒~広角で、入笠山のスキー場 その右奥に穂高がちょっとだけ頭を見せた
雲の絨毯から半身を見せてくれた富士山
8年前、2011年5月4日に山岳会の仲間とここに登った。
千本桜公園は桜が残っており、尾根道を登りここに立った時は、黄砂か春霞で撮れた山の写真は少し。
下山は金ヶ岳へ縦走し明野へ下っている。
お昼はおにぎりとお湯を沸かしてラーメンと味卵を入れて、その後熱いココア
予想外に暖かい。風がなくぽかぽかの陽気・・気温は確かめなかったが0℃くらいだったか
地元中央市のKさんと
12:10 下山開始
ここからは日当たりのいい尾根道を下った。
上部の道には雪が着いていたり、根っこに脚を取られそうになった。
↑朝はここから入った
深田公園駐車場へ1時間20分
急な細く滑りやすい道で膝に制動をかけるので、下山後大腿部に軽く痙攣アリ・・
ここから韮崎市内の温泉へ 源泉かけ流しの『旭温泉』は県外車も停まっており有名らしい。
泡の湯とも美人の湯ともいわれる炭酸カルシウム泉
少しぬるい湯加減で長湯してものぼせないと、下肢の筋肉をマッサージした。
富士山には雲がついた
さっきまで歩いていた金ヶ岳と茅ヶ岳、右奥は金峰山
帰り道、高速道から甲斐駒ケ岳のゴジラの背中といわれる黒戸尾根
17時 松本着 いい一日だった、ありがとう!
この記事を書きながらBSプレミアムを観てしまい、アップが遅れました・・
2008年5月に槍ケ岳OB会・海外トレックを思い出し、つい見入ってしまった。
『世界一標高の高い街・エルアドル」ボリビア
標高4000mラパスと、コンドリリトやワイナ・ポトシのトレック
チチカカ湖でも遊んだ