< 錦秋の山歩き・第2弾 >
所属山岳会の月例山行、担当となっていたため、4日前に登ったばかりの山に再び登った。
1週間前は天気予報が雨で中止しようかと思っていた。2日前から午前中は曇り午後は晴れと変わった。是非登りたいとうメンバーが4名集まった。
7時~16時半 9時間半のハードな山行だったが、錦秋の山を愉しんだ。
その経過を写真中心に報告する。
6:50 一の沢登山口出発。

紅葉が下りてきて、1900mの笠原沢あたりからいい色になってきた。


マムシグサの実はまちがい
ハリブキ・針蕗の花序で、左横に針いっぱいの葉が残ってました。


4日前に3人でお小昼を摂ったところ、栗おこわと梨が美味しかったね。
今日はもう少し上の河原で、ここからの急登に備えてお小昼にした。
私の栗ごはんはちょっと失敗!Tさんの松茸御飯がおいしかった。






↑ 左上が本沢の源流部。 福助沢の上で “は~い、そこがきれいよ!こっち向いて”
↓このあたりが紅葉の最盛期かな
お水を補給して、もうひと頑張りだ



↑ 標高2300mあたり、ナナカマドやモミジの落葉も始まっている。
↓ 霧が巻いてきた・・・


↑ 10:30 乗越到着 ここでは槍穂はガスの中・・・
10分間のトイレ休憩後山頂をめざし再び登る
↑ 常念小屋の上は横通岳、奥に東天井岳
↓ 大キレットや北穂高が見え隠れして


↑ 大天井岳から左へ喜作新道がのびる
↓ 大天井ヒュッテをズーム! 大天井岳と左の牛首山との鞍部に黒く見える
昨年、山岳会で東鎌尾根を歩いたとき泊まり、また先日私が宿泊をキャンセルした・・

もうすぐ頂上だ
11:50 登頂
常念岳2,857m 「私、Ushiは初登頂なの‼ ありがとうございます!」本当にうれしそう

↑ 槍ヶ岳と北鎌尾根
追記;この日、空色の県警へりが北鎌や東鎌の上をグルグル飛行していた。
26日の新聞によると北鎌に登る予定で23日に帰宅予定の単独行の男性が遭難したらしいという記事。私達はその捜索中なんだねと話しながら常念を登った。
昼食を摂っているとお槍が!

↓ 蝶ヶ岳方面 上高地


さあ、下りましょうか
この後、小屋のベランダへ上げてもらい、美味しいコーヒーをゆっくりご馳走になった。
14:00 下山開始


↓ この花の名前がどうしても出てこない・・・キク科のえ~と・・・困ったもんだ


やっと判りました・・オヤマボクチ(雄山火口) 私はヤマボクチと覚えていました。
木曾では「ヤマゴンボ」といってこの葉を山から採ってきてを乾燥しておき、その繊維の多い葉を餅に突き込み、年の暮にゴンボ餅と言って、特有なよい香りと色を愉しんでいた記憶がある。北信地方で蕎麦に入れて打つ、ボクチ蕎麦もこれだろうか?

秋の山は16時頃になると樹林帯は薄暗くなるので、セッセセッセと足早になる。
この日の歩数;36,276歩・速歩96分・消費カロリー1,259kcal