快晴の一日
朝6時、松本の街を抜けたあたりからみる常念山脈はスッキリ晴れている
最近、里山歩きで体力を付けようと頑張っている後輩を誘って、岳沢を歩いた。
沢渡駐車場に車を入れ、バスに乗り換えた(沢渡~上高地往復2,050円)
大正池に近づいた・・穂高岳連峰はばっちり!スッキリ!
バスを降り、梓川河畔に出ると奥に河童橋、その向こうに明神岳
奥穂高岳と前穂高岳の3千メートル峰が連なる吊り尾根
その中心の岳沢、岳沢小屋は白く見える岩沢に添って2200mまで2時間かけて登っていくんだよ
これから行く岳沢小屋の場所を説明するが??まあ、歩いてみれば解かるさ
30年ほど前になるか・・
今ここにいる彼女と職場の新人2人を加え数人で、涸沢~ザイテン~奥穂へ登ったんだ。。
梓川河畔に残る種になったクサボタン
岳沢から流れてくる清流が集まるこの辺りは最近は「岳沢湿原」と呼ばれるようになった
奥の山は六百山
春は鴨一家がいたが、今日はこの一羽だけがゆったりと
岳沢登山口(大きな声では言えないが・・・標識もっと整理したほうがいいね~多すぎる)
登山道脇にゴゼンタチバナの赤い実が
ツリバナ
やはり秋といえばサラシナショウマ
ヤマウドの種の穂もいい感じ~
以前は無かった丁寧な写真付きの標識が設置されて、ハイカーを上へ上へと誘導してくれる。
畳岩~奥穂の稜線
西穂高の稜線
この辺りから上高地を見下ろす
草紅葉も始まっているが、来週はもっと良くなるだろう
オオカメノキの実の上の岸壁は畳岩。5月に雪形「神河内美穂さん」があらわれるところ・・
岳沢小屋が見えて・・お布団を干している様子
振り返って、乗鞍岳に雲がかからないうちに撮っておこう
10:40 約2時間で小屋に到着
お弁当を食べ始めた時、頭上でヘリコプターの音がして、前穂の稜線を中心に旋回し始めた。
紀美子平の下あたりで滑落事故があったという・・
しばらくしてヘリに収容された様子
長野県の防災ヘリは(鉢伏山の事故で)今無いので、山梨県のヘリが代行してくれたという
この件は岳沢小屋の今日のブログで支配人坂本さんがレポートしている
坂本さんに「カモシカの立場まで上がると今そのあたりが一番きれいだよ」と勧められてその気になって、お弁当を食べてからそこまで登ってこようかと思っていた・・が
この救助騒動を目の当たりにして、その気が無くなってしまった。
11:40 下山開始
ヨツバヒヨドリの秋姿が美しい
12:40 登山口に戻る
河童橋から上流をみる
下流をみる
ビジターセンター下の清水川、すぐそこが源流で数十メートル流れて梓川に合流する短い川
今は秋、梅花藻の白い花はない
ビジターセンターを見学
14:30 バスで沢渡駐車場へ戻り、近くの温泉に入った。
この日の歩数;16,100歩 速歩24分 消費カロリー625㎉