ここ信州は、今日も涼しい一日でした。
明日から、全国的にはまた「真夏日!」がやってくると、TVニュースで云っておりますが、信州は、そんなに急に暑くはならないと思います。 恐らく、9月になってからの方が、残暑の厳しさが出てくると、これが拙者の予想です!
さて、今日は吉報を頂戴しました。
それは、先月28日(木)に、お伺いしました和太鼓奏者・「小口大八先生」のお嬢様(現・御諏訪太鼓事務局長)から、以前拙者のところで制作しました、「小口大八先生と喜多郎さんのジョイント・ライブ」のDVDを、喜多郎さんに、直接お渡し出来た! と云う内容でした。
これには長い話しですが、6~7年前、信州まつしろの「松代城復元春まつり」のイベントで、和太鼓奏者のトップの「小口大八先生」と、シンセサイザー奏者のトップ「喜多郎さん」のジョイント・コンサートが行なわれ、 拙者のところでそのコンサートのDVDを作りました。
そして、このDVDを、「喜多郎さん」へも直接お送り申し上げるべき、国内のご住所もお聞きしまして、そんな段取りでおりました。だが、あまりにも他の仕事の忙しさにかまけまして、編集作業も出来ず、結局約2年後に「喜多郎さん」へお送りする事になってしまいました。 その時には、喜多郎さんは海外での居住が基本ですので、そちらに既に行かれており、DVDの荷物は、戻ってきました。
その後、小口大八先生のお嬢様とのコンタクトを取れるようになり、たまたま先般、日本での和太鼓演奏会での審査員で来日されていた喜多郎さんと、小口大八先生のお嬢様がお逢いになり、その後、岡谷の「御諏訪太鼓会館・本部」へ喜多郎さんもお越しになり、拙者が作りました、当時のDVDをお渡しいただけた様でした。
本当に、小口大八先生のお嬢様には、この場を借りて、深く感謝申し上げます。本当に有難うございました。 拙者にしてみれば、あの世界的にも有名な天才シンセ奏者の「喜多郎さん」と約束をしておいて、それがやっと果たせたことになり、気持ち的に、一安心したような、やっと肩の荷が降ろせる、そんな感じがしています。 やれやれでした!!!
では、その時の映像を!
小口大八先生の「♪ 阿修羅」演奏時の表情です。ビデオ映像からの静止画ですので、良く分からないかも知れませんが、この時の、小口先生の表情は、とても八十歳を感じさせるものでなく、むしろ、拙者などより若々しく、ダイナミックなバチ捌(さば)きをご披露なさっていました。
信州まつしろ・真田十万石城下町を表わす、真田家の「六文銭」をバックに演奏なさる小口大八先生です。もの凄い迫力は、流石(さすが)に、和太鼓奏者No.1 の貫禄十分でした。
先般、お嬢様とのお話しで、小口大八先生は、「ドラム」にもかなり興味があり、あの有名ドラマー故・ジョージ川口さんと、ジョイント・コンサートをなさった時には、もの凄くお喜びなさっていたと、お聞きしました。 ですので、和太鼓を独特な配置になさって、演奏しているように感じます。
小口大八先生と喜多郎さんが、ジョイント・コンサートを終えて、お互いの健闘を称(たた)えるかの如く、握手を交わすシーンです。 これが、お二人最後のジョイント・コンサートになるとは、この時は全く予想も出来ませんでした。 本当に、残念です。改めまして、小口大八先生のご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
だが、お孫さんの「山本 麻琴さん」が、これから立派に、
小口大八先生の後継者として、世界に羽ばたくでしょう !!!
皆様の応援を宜しくお願い致します! っと。