…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

台風19号の災害ゴミは、より悲惨で・・・・・・!

2019年10月21日 | 写真
  台風19号が去ってから、約1週間過ぎました。



  昨日20日(日)に、安倍首相が例の千曲川が決壊して甚大の被害を受けた長野市穂保地区を視察に訪れたとのことでした。



  そこで、長野県の阿部知事が千曲川の河川復興を国に権限代行を要請して、これを国が受け実施を決めたと、地元誌の新聞記事に載っていました。



  復旧工事をする範囲は、下流の東御市から、上流の野沢温泉村までとなっていて、今回の大雨で大規模に護岸が崩れた数個所となっているようです。



  実務的には、国がこれから被害状況を調査して、仮堤防などの応急復旧に向け着手する予定とのことです。



  だが、重機の手配や作業員の確保などの課題もあり、事業の期間や、またそれの費用等は未定とのことで、相変わらず行政の進め具合の方法には、うんざりせざるを得ません。



  同世代のある方は、「我々が生きているうちにやって貰いたいもんダ!」とおっしゃっておられました。まさにその通りだと思います。




  こちらの松代町のある一角の自治会でも、今日も現実に床下浸水や床上浸水など被災に遭ったお宅へ、消毒洗浄してくれる車両が来てくれて、被害に遭われたお宅などへその業務を行なってくれています。



  こう云った動きを見ますと、本当に有り難いのですが、こうなる前にかつての酷い水害から30年以上も期間があったのに、何とか出来なかったのかと、行政に対して腹が立つ前に呆れる状況になってしまいます。



  長野市でも災害ゴミの仮置き場として各所にそれがあるのですが、結構満杯状況で、ここの自治会でも、やはり災害ゴミは多量に捨てられ、ある仮置き場では自然発火する場所もあったようでした。




  中には、とぼけた野郎がいて、遠くの地域から災害ゴミを持ち込む者がいて、油断も隙もあったものではありません。



photo 1


photo 2




  ここは小さな公園に捨てられた災害ゴミで、松代町全体ではこの数十倍もあるようです、又別の場所に行くのにクルマの渋滞もひどく、もたもたしていれば、一日に2往復すればそれで終わってしまう地域もあるようです。



  そう云った皆さんは、避難所での生活になったり、仕事に行けなかったり、家屋の片付けと、散々な日々になっているようです。





  今般の台風19号の被害状況をニュースで観ていますと、埼玉県の場所はちょっと不明でしたが、地下神殿と言われる凄い量の水を貯められる地下空間があり、それがあったので、今回の災害は防げたと云われているようで、現実にこのような設備をこちら長野にも造って欲しいものだと思いました。



  また、千曲川は普段は河川の幅も狭いので、それの河川敷を活用して、二重の堤防を新たに造ってみてはとも思います。



  そうでもして貰わないと、東信地区で大雨が降ると我々上流の千曲川の水位は直ぐ上がり、そこに流れ込む当・松代町の二本の支流の水門が閉められるので、何度も申し上げますが、当然、行き場を失った多量の河川水は低い土地へと流れ込むので、その根源を防ぐ方式を考えて欲しいものです。




  また、台風20号や21号が日本列島に近付く予報になっています。



  一日も早く、安心して住めるような日本にして欲しいと思います。

  




(御 礼)


  今般、台風19号に際して、多くの皆様から、励ましのお電話やメール、そしてgoo blogのお仲間からも、メッセージやコメント、そしてフレーフレーの応援ボッチを頂戴しまして、本当に有り難くこの場を借りて心より感謝申しげます。



  お陰様にて、我が家は紙一重のところで、床下浸水もなく、奇跡的な感じで助かりました。



  ご心配をいただきまして有難うございました。