あー、日大の報道があるたびに、現在日大の院生である自分という立場もあって
とても複雑な心境になる風ママです。
昨夜は、サイバーゼミがあって、学会のためサンディエゴに出張中の教授とネット上で
自身の研究発表や相談内容に対しての指導が受けられて
とてもありがたいなーと感じました。
日本は夜ですが、サンディエゴは朝の5時とか。
結局昨日一日その研究の発表&相談内容をまとめるパワポの制作をしていて、ブログの更新時間がとれず
更新が今日になってしまいました。
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私は、もっともっとイヌのことを知りたくて、テレビで「イヌと飼い主の顔が似ている」の研究者として紹介されていた
関西学院大学の中島定彦教授のところを訪問したのが7年半前のこと。
そして、教授の秘書をしながら、学習理論、行動分析学、比較心理学などを学びながら
教授や関学の学生との共同研究者として、学会などに発表するようになりました。
そして、4年前千葉に引っ越しして、関学を離れてしまって
新生活を送ることに。
風ちゃんの介護などもあって、研究から離れてたこともあったけれど
やはりイヌと飼い主との関係をもっともっと知りたくて
大学院への進学を決めた私。
7年前の私と比べて、少なくとも知識は増えているはずです。
でも、ふと
飼い主的なレベルとしては、どうなのかしら?
私って、成長しているのかしら?
ふと考えます。
千葉に来てから、私と愛犬をとりまく環境が一変しました。
大阪時代は、よくも悪くもいろんな飼い主さん、いろんなタイプのワンちゃんと接触しました。
お友達ワンコさんの中で、私のようにお教室に通っていたワンちゃんは、少なかったですね。
だけど、お友達になる飼い主さんは、ワンちゃんへの愛情がたっぷりある方が多かった。
そして、お散歩の公園でおしゃべりしながら、知識や情報の交換が頻繁に行われていました。
お教室に通い始める前の風ちゃんが5歳頃までの私は
飼い主に必要なのは、イヌに対する「愛情と知識」だと思っていました。
それが風ちゃんが5歳の時に、お教室に通い始めて、
初めて「ハンドリング技術」というものが必要であることを知ったのです。
なのでその頃の私は、ハンドリング技術ゼロでお散歩をしていたように思います。
それから10年以上の時を経て、私はどれだけ成長したでしょうか?
知識は格段に増えています。
10年前、「犬の性格診断」の本を出した時は、専門家ではなく
ただのイヌ好きのライターだったと思います。
あれから10年、科学的な裏付けのあることを中心に多く学びました。
でも、ハンドリング技術はどうなんでしょう?
千葉に引っ越してきて、いっしょに遊んでもらっているお仲間ワンコさんは
優良家庭犬の認定犬だったり、アニマルセラピー活動をしているセラピー犬だったりします。
犬への愛情度も、私と近いものがあり、それが当たり前になっています。
そういう中にいるからかもしれませんが、鈴ちゃんや風愛ちゃんが
思ったように動いてくれない時に、なんて自分はできないんだ・・・と落ち込む気持ちになったり
私自身の技術が進歩していないような気持になります。
私のイヌへの「愛情と 知識と技術のレベルはどれぐらいなのか?」
ふと考えてしまいます。
少しは、この10年で成長していたらいいけれど・・・・・・。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。