荼毘に付し お骨もキレイな 風ちゃんだ

まだ正直、風がいない日常への実感がない風ママです。


風の姿がなくなると、いつもの空間がかなり広く感じるかと思っていたのですが

ありがたいことに沢山の方から、美しいお花をいただき

それがかなりのボリュームになっていて

風がいないさみしさを癒してくれています。



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風も私も幸せもんだと思っています。




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風の遺体とともに、うちから車で7～8分のところにある

「Rin Pet Cemetery（リンペットセメタリー）」に行きました。

中はとても洗練された空間で、外の緑も美しくて

お別れまでの時間を落ち着いて気持ちで過ごせるような配慮がされていました。




ふと目をやると、ペットのメモリアルグッズや、骨壺のカバーなどが並んでいます。

「風ちゃんの準備ができましたら、お呼びいたしますので、こちらでお待ちください」と言われ

しばらく、鈴とパパと待っていました。




そして「準備ができました」と声がかかり、奥の「お別れの部屋」へ。

そこには、花を飾られた風ちゃんが。


ここで家族が納得できるまで、お別れができるようになっています。


「こちらに風ちゃんへのメッセージを書いて、入れてあげてください」と用紙とペンを渡されました。


そして、担当者は部屋の外へ。


家族だけの時間を過ごさせてくれました。



私は、いろんな思いがあったけれど


最期のメッセージは「ありがとう」とだけしか書けませんでした。


風ちゃん

本当にありがとう。


私たち家族と15年近くも、いっしょに生きてくれて

たくさんの楽しい時間を過ごさせてくれて

本当にありがとう。



いろんなありがとうの気持ちで胸がいっぱいになり

文字にできたのは、ただ「ありがとう」だけでした。





これが風ちゃんと、パパとりんちゃんの一緒に映っている最後の1枚です。


お別れの挨拶が終わったら、ベルで担当者を呼びます。





そして、いよいよ火葬のお部屋へ。


風ちゃんを火葬台の上へ移して

もう一度、風ちゃんの顔のまわりに、花を飾りました。



これが火葬直前の、本当に最後の最後の風ちゃんショットです。





そして風は、火葬の中へ。

扉が閉められ、炎のスイッチが。

合掌して見送りました。









火葬している間、私たちは待合室でお茶をいただきました。



火葬には一時間以上かかるというので、りんちゃんと近くを散歩しました。


とても緑が豊かな場所で、ハグロトンボがたくさん飛んでいました。





そして、再び待合室に戻り、風ちゃんのお骨拾いの時間になるまで待ちました。







この下に、風ちゃんのお骨を載せようと思っています。


見たくない方は、この下にスクロールせずに

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しばらく待っていると「お骨拾いの準備ができました」と声がかかりました。


再び火葬の部屋に案内されたところに待っていたのは


標本のように、美しく並べられた

風ちゃんのお骨でした。



そして、それぞれの部位についての説明がありました。



突起のある頭は風ちゃんの特徴。

「この子は、とても目が大きかったんですね」と骨からもわかるぐらい、目の場所が大きかったです。


脚の骨は、骨密度がすごくあって、とても丈夫なままでした。


歩けなかったのは、神経の問題で骨自体は、全く異常がなく

14歳にしては、かなり丈夫な状態だったようです。

下に並べられた小さな尖ったパーツは、風ちゃんの中の爪です。




風ちゃんはイケメンだったけれど、骨もイケメンでした。









これが風ちゃんのお骨です。






この後、ひとつひとつの骨をパパと丁寧に骨壺におさめ

全部自宅に持って帰ってきました。







今、風ちゃんの骨壺は、たくさんの花に囲まれて自宅にあります。





さっきお線香をあげました。


まだ遺影も用意できていない私。

風ちゃんの写真は、何万枚もあって選べないんですよね。


でも、そろそろ遺影も用意して、風ちゃんの場所を作らなくっちゃと思っています。




最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。