雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)7歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

子どもから おやつ食べれた 風愛ちゃんが!!

2022-10-25 23:38:42 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常


昨日は子どもを対象にしたアニマルセラピー活動をしている鈴ちゃんの話を書きましたが
実は風愛ちゃんも最近は、みるみる変化がありました。


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風愛ちゃんは、子どもが苦手でした。

以前は、子どもの姿を見つけたら、逃げようとするし

それも幼児や乳児など、小さいほど苦手意識は高いみたいで

向こうから近づいてくるだけで、吠えることもありました。



そんな風愛ちゃんが最近変わってきたんです。

うちの前の遊歩道は、子供たちの通学路。

スクールゾーンになっています。

登校時間になるとたくさんの子供たちが歩いているんですが

その中も平気で歩けるようになりました。

1mのそばを子供たちが集団であるいていても、逃げたりリードを引っ張ったりすることもなく、私の手からのおやつも食べられるようになっています。




これは、以前の風愛ちゃんからしたら、かなりの成長です。

それに離れたところに子供(小学生以上)を見つけたら、近づいて行き
よく観察するようになっています。

もちろん、大声を出したり、急に走り出したり、突然触ろうとする子は苦手ですが

普通に歩いている子どもに関しては、敵じゃない、安全だとわかったようです。




ただそんな風愛ちゃんですが、5年前からの宿敵だと思っている子どもさんがいたんです。

それはご近所の女の子「ののちゃん(仮名)」。

5年前に引っ越ししてきたころ、風愛ちゃんは生後11か月。
ののちゃんは、2歳でした。


引っ越しの挨拶にいったときに、ののちゃんは動物好きらしく
風愛を見たとたん、ワーキャー!!と叫びながら、さわろうと突進。

とりあえず慣れている鈴ちゃんをさし出して、風愛ちゃんを守ったんですが・・・・。

それから、風愛ちゃんは、ののちゃんが近づいてくるたびに、逃げたり吠えたりがあり、風愛ちゃんは宿敵だと思っているような感じでした。






女の子ですが幼いころは、自由奔放でかなりワイルドだったののちゃん。

とってもカワイイ子なんですが
昆虫や爬虫類なども平気で、よく捕まえているのを見せてくれました。

また、鈴ちゃんとは交流しているのですが、我が家の庭で
鈴ちゃんを追いかけて、鈴がすごいスピードり回っていることもありました。

その時、風愛ちゃんは家の中にいれていましたよ。

さて、あれから5年の月日が経ちました。
風愛ちゃんは、6歳。

ののちゃんは小学2年生になり
かなり落ち着いて、おとなしい雰囲気になってきました。



今日の夕方のお散歩で、公園を複数まわっていたんですが、最後の公園で
お出かけからの帰り道の、ののちゃんとお母さんに会いました。

「わぁ、りんちゃん」と、偶然会ったことに喜ぶののちゃん。

その時に、もしかしたら今の風愛ちゃんなら、避けないかも・・と思ったので

「ねぇ、ののちゃん。鈴ちゃんにおやつをあげてみる?」と私。

もう2年生でいろんなことがわかるから、おやつのあげ方もリクエストしてみました。

ののちゃんの手に鈴の好きなおやつを手にわたし、「ゆっくりと握った手を伸ばして、
どうぞ!と手を開いてみて」と私。

そのとおりやってくれて、鈴ちゃんはおいしくおやつを頂きました。

「じゃあ次は、風愛ちゃんにもあげてみようか」と私。

その時風愛ちゃんは、1mぐらい離れていましたが
おやつがあれば近づいてくるかも・・・と思ったんです。

「ふあちゃんは、動くと怖がるかもしれないから、しゃがんでおやつの入った手を伸ばして、じっと待っててくれるかな」と伝えると、ののちゃんはそのとおり

おやつをのせた手をのばして、じっとしていてくれました。

でも、鈴ちゃんが即食べ!!

「あら、りんちゃんが食べちゃった」。

「ごめんごめん。そのまま手を開いていて、おやつを入れるから」と

ののちゃんの手におやつを入れると、まだ鈴ちゃんが即食べ。

2頭引きでリードを持っていて、おやつを出すのに片手がふさがっていて

鈴の動きを止められなくて失敗です。




仕切りなおして、鈴の動きを止めて、再度やってもらいました。

ののちゃんが伸ばした手のひらには、おやつが入っていますが

風愛ちゃんは自分から近づこうとしません。

うーん、まだあかんかな。

「ごめん。顔を風愛の方を見ないで、手だけだして反対側を見てじっとしていてくれる?」とお願いすると、そのとおりにやってくれました。

すると初めて、風愛ちゃんがののちゃんの手の上にあるおやつを食べたんです。



おおー、これは大きな一歩です。

その後、ののちゃんに「鈴ちゃんのリードを持ってみる?」と声をかけました。

使用しているリードは、1.8mの長めのもので、ショート寸のところにも持ち手があるので、端を私が持ち、リードの途中のショート寸のところをののちゃんに持ってもらい
いっしょにお散歩しながら帰りました。

ちなみに風愛ちゃんのリードを私が左手でショート寸でしっかり持って、右手は鈴ちゃんのリードの端を持っている感じです。

私と、ののちゃんとお母さんと、鈴と風愛でのお散歩をしながら、公園からお家へ。

そして、ののちゃんの家の前に来たので

そこでもう一度、おやつをあげてもらいました。



もちろん、鈴ちゃんはパクバクバク。

すると風愛ちゃんもののちゃんに近づいて行き、手にあるおやつをパクバクバク。

もちろん、ののちゃんのお顔は風愛ちゃんの方に向いています。

 この10分ほど、いっしょにお散歩したことで、風愛ちゃんの中に大きな変化が生まれたみたいです。

5年間、宿敵のように苦手だった、ののちゃんの手から、風愛ちゃん方から近づいていき
おやつをパクパク食べられるようになるなんて。

すごい成長です。

これもののちゃんが小学生になって、こちらのリクエストをちゃんときていくれるようになったからでもあるんですよね。

お互いが成長したから、仲良くなれる・・・。

そんな第一歩を踏み出したような気がします。


最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。

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