雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

論文が 学会誌に やっと載り… 

2022-12-06 22:42:05 | 風ママの研究&学会ネタ・わんこニュース


昨年、約1年がかりで地獄の苦しみで、何度も書き直して
昨年末にやっと掲載が決定した査読論文。

その論文が載った学会誌が無事発行されました。

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無事発行されました・・・と書きましたが、実はまだ私の手元に届いていないんです。

でも、学会から発行されたというメールが届いたので

日本行動分析学会のホームページを確認したら・・・・・。
J-ABA 一般社団法人日本行動分析学会(The Japanese Association for Behavior Analysis)/ 学会誌 行動分析学研究

の中の「一般論文」として

◆動物介在活動をめざすオーナーハンドラーへのイヌのコントロールスキル訓練・・・・・・・・・・・山ノ上ゆき子・眞邉一近


と記されていたので、本当に載ったんだと思います。




私の執筆したものが、学会発表の抄録以外で掲載されたのは、以前にも「ヒトと動物の関係学会誌」でありましたが
その時は、論文ではなく、研究報告としての掲載でした。

でも今回の査読論文は、何度も書き直しがありとても苦労しましたが「一般論文」での掲載となり
私自身、研究者のステップを一歩、ほんの一歩ですが前に進めたような気がします。

本当にこの研究にご協力してくださった方々に感謝です。

データをとっていたのは、コロナになる2年前ぐらいだったのですが
本当に参加してくださったみなさまのおかげです。




研究に使用したデータ自体は、修士論文のために記録させてもらったセラピー犬育成のためのトレーニングシーンが基になっているんですが、今回の論文執筆にあたり、構成をはじめ、データの分析方法などもすべてやり直しました。
今から思うとかなり稚拙だったと思われる修士論文とは、かなり視点も変わり、考察なども変更しました。

ちなみに私の修士論文は、ページ数に制限がないのでA4サイズのプリントで、資料も入れて117ページもありましたから・・・。
よくそれって「博士論文じゃないの?」とも知り合いに言われましたけどね。

でも日本行動分析学会の学会誌である「行動分析学研究」は、ページの制限があり、ギュっと濃縮した感じになっています。



自分のこれからに活かせる力がついたと実感しています。

さぁ、山ノ上ゆき子は、これからどこへ進んでいくのでしょう。

もう還暦は過ぎちゃってるから、博士になろうとか大学教員になろうとは考えていないけれど
自分の研究が社会貢献につながれば、きっと素晴らしいだろうな・・と思う。

もちろん、犬と飼い主が幸せになることで・・・・・。


最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。


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