自分が産地に行くと、必ず「個人でやっていく時代は終わっている」と言う。
そうすると、必ず噛みついてくる生産者はがいるのだが、何故自分が「終わっている」と言い続けていたのか、今回の原発事故以降の現実で、ハッキリと判ったのではないだろうか。
農協と一緒にやりたくなければ、やらなくても良いし、一人でやっていきたいのなら、それでも良いと思う。
しかし、一人でやっていくということは、全てにおいて自分一人でやらなければならないということを、判っているのだろうか。
今までも、水田の土作り、お米作り、品質管理、流通、販売、ブランド作りだけで、たぶん精一杯であっただろう。
なのに今回からは、土、水、空気、堆肥、稲ワラの放射能検査も、自分でお金を出して検査して、証明されたお米として販売するようにしなければ、なかなか厳しいだろう。
そんなことをしなくても、自分のお米はコンクールで入賞したこともあるし、実際に買った人から美味しいと言われているから、大丈夫だという生産者も、何人も会ったが、その度に「最悪の状況として、自分の水田は不検出だとしても、隣の水田から検出されたら、売れる自信はあるの」と聞くと、みな一様に黙ってしまう。
それでは駄目なのだ。
そんな時に頼りになるのが、周りの生産者や地域、そして発想の新しい若い世代なのだ。
たったひとりでやっているだけでは、地域の活性化は不可能。
一人の手柄であって、地域の手柄にはならない。
今は、そんな時期ではない。
全員で行動する時なのだ。
そうすると、必ず噛みついてくる生産者はがいるのだが、何故自分が「終わっている」と言い続けていたのか、今回の原発事故以降の現実で、ハッキリと判ったのではないだろうか。
農協と一緒にやりたくなければ、やらなくても良いし、一人でやっていきたいのなら、それでも良いと思う。
しかし、一人でやっていくということは、全てにおいて自分一人でやらなければならないということを、判っているのだろうか。
今までも、水田の土作り、お米作り、品質管理、流通、販売、ブランド作りだけで、たぶん精一杯であっただろう。
なのに今回からは、土、水、空気、堆肥、稲ワラの放射能検査も、自分でお金を出して検査して、証明されたお米として販売するようにしなければ、なかなか厳しいだろう。
そんなことをしなくても、自分のお米はコンクールで入賞したこともあるし、実際に買った人から美味しいと言われているから、大丈夫だという生産者も、何人も会ったが、その度に「最悪の状況として、自分の水田は不検出だとしても、隣の水田から検出されたら、売れる自信はあるの」と聞くと、みな一様に黙ってしまう。
それでは駄目なのだ。
そんな時に頼りになるのが、周りの生産者や地域、そして発想の新しい若い世代なのだ。
たったひとりでやっているだけでは、地域の活性化は不可能。
一人の手柄であって、地域の手柄にはならない。
今は、そんな時期ではない。
全員で行動する時なのだ。