こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

雪の中の納品

2012年01月23日 23時55分55秒 | Weblog
20時頃までは気にしていたのだが、その後パソコンで仕事をしていたため、21時過ぎから降り出した雪に気付かずにいた。
そのため、いつもの納品時間になって大慌て。
既にテレビで言っていた通り、4センチ程度は積もってしまっていたからだ。

玉川島屋まで納品に行く事が出来るか。
出来たとしても、今度は戻ってくる事が出来るか。
明日になれば晴れると天気予報もいっていたことから、明日に伸ばした方が良いのか。
車まで急いで行ったものの、車の中でしばらく考え込んでしまった。

でも結果として、とにかく納品だけはしておこうと決めて、車を走らせ始めたのだが、やはり後輪が滑ってまともに走る事が出来ない
そのため、ドライブでの運転を諦め、2速3速を駆使して、車を滑らせないようにしながら玉川島屋へ行った。

納品は無事に済ます事が出来たが、問題はお米が無くなって軽くなってしまった車。
行きよりも積雪は酷くなっているので、さらに滑る事は明らか。

さらに慎重に走るようにしていたが、やはり上り坂、立体交差、青信号でのスタートは、ズルズルと横に滑ってしまって走り出すことが出来ない。
まだ青森県や北海道での生活があったから、それでも家まで無事に帰ってこられたが、あの時に走っていた他の車は、無事に帰れたのだろうか。
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お米の品質で決めれば

2012年01月23日 11時46分47秒 | Weblog
業界新聞に「ゆめぴりか 価格設定苦心」という記事が出ていた。

内容を読んでみると、仕入価格が「新潟コシヒカリ」や「山形つや姫」と近いために、違いが出しづらく、価格の設定が難しいという事らしい。

A米店は「話題性は認めるものの、この価格帯の需要がそれほど厚くないため、売りにくい」という。
B米店は、「顧客に聞かれて、ありませんと言うのは、専門店として嫌だ」と言いながらも、まだ店頭に並べていないという。
C米店は、販売価格を新潟コシヒカリと同値にしたが、顧客からの関心は低いという。

店頭価格が「新潟コシヒカリ」や「山形つや姫」と並んでしまうと、何がいけないのだろうか。
どうして売りにくくなってしまうのだろうか。
どうして売れないのだろうか。

言っていることが変である。

お米の存在感や実力は考えていないのだろうか。
品質、食味、特徴などを、シッカリと理解していれば、価格が同じだから売れないとは言えないはずである。

B米店が言っていたが、「顧客に聞かれて、ありませんと言うのは、専門店として嫌だ」と言うのなら、もっとお米の勉強をするべきである。

読んでいて、明らかに「自分の店は勉強不足です」と証明してしまっているような感じがして、とっても情けなかった。
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